内容説明
沼里家と土井家の窮地を救った湯瀬直之進は、体調を崩し寝込んでいる口入屋米田屋光右衛門が気がかりでならなかった。そんな折り、口入屋仲間の菱田屋から用心棒の斡旋を頼まれた光右衛門は、平川琢ノ介を紹介する。警護のため、菱田屋の立ち寄り先に同行するすることになった琢ノ介だったが……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
107
口入屋用心棒「身過ぎの錐」23巻。琢ノ介さん大活躍の巻、商人として成長していくのか楽しみですね。2015/08/25
はつばあば
41
琢ノ介が武士を捨て米田屋を継ぎ、口入屋になるということで、他の口入屋に見習い修行をする話・・この本の琢ノ介であったかどうかは忘れてしまったが大店に見習い修行をする話、随分前に読んだ覚えがありました。今のことは憶えられないのに昔の事は憶えていたのですから確実です(^^♪。用心棒でも命を削るまでもなかった比較的穏やかなかと。2022/06/27
ぶんぶん
23
【図書館】シリーズ、第23弾! 今回は、米田屋光右衛門の病気が余命半年と判り、八方に手を尽くす直之進と口入屋菱田屋の用心棒になる琢ノ介の活躍を描く。 御典医の雄哲を老中首座の水野伊豆守より紹介されたが、用心棒を頼まれてしまう。 二人が用心棒で鎬を削るうち、一方はまんまと計略に嵌ってしまう。 琢ノ介の用心棒修業は口入屋修行と早々と判っていたが、雄哲とこんなに仲良くなるとは思いませんでした。 登場人物こんなに増やして大丈夫か、呑み逃げの若侍も再登場となるのか? ともあれ琢ノ介のテストは合格したようだ。 2023/08/31
だいしょう@SR推進委員会
6
読んでるうちに、たぶんネタわれ(?)しちゃう。でも、なんだかこちらまでその企みに加担しているようで楽しくなってきてしまった。琢ノ介があまりにけなげにがんばるし…。いや、もうなんで気づかぬ~と身もだえしました。直之進までだもんな~。「ふっ、ふっ、ふっ。そちもワルよの~」 時代劇おなじみのセリフが思わず出ました。2012/12/02
rakim
6
湯瀬直之進を中心に琢ノ介・佐ノ助・富士太郎の活躍が巻ごとに組み合わされていますが、今回は琢ノ介がクローズアップ。私には気楽な暇つぶしシリーズの一つです。とはいえシリーズが長くなってくると「なんかコンセプトが変わってきた?」と思う他作家さんの作品もある中、毎回次巻が楽しみなシリーズです。2012/08/13
-
- 電子書籍
- てろてろ 新潮文庫
-
- 電子書籍
- リーダーへの伝言 - すべては、長の志…
-
- 電子書籍
- ちょっと早めの老い支度 角川文庫
-
- 電子書籍
- 将太の寿司 全国大会編(5)
-
- 電子書籍
- 太平洋の果実 第2部 石原裕次郎の贈り…