内容説明
師走を迎え、口入屋米田屋を継いだ平川琢ノ介は、年末の掛取りに奔走していた。一方体調の安定した光右衛門は、直之進とおきくの祝言の準備のため、連日外出を繰り返していた。そんな折り、勘定奉行枝村伊左衛門の配下の和四郎が襲われ……。人気書き下ろしシリーズ第二十四弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
93
口入屋用心棒「緋木瓜の仇 」24巻。湯瀬直之進の周りの琢ノ介・佐之助が襲われ、和四郎が殺され最大の危機直面、のんびりシリーズ感が破られたのか。2015/09/23
はつばあば
45
侍を捨て米田屋を継ぐために懸命に頑張っている琢ノ介が襲われた。そしてあの可愛いかった和四郎が殺され、前回の傷が癒えるまもなく佐之助がまた襲われた。光右衛門の病も心配な直之進ではあるが・・さっさとおきくさんと祝言をあげて心置きなく旅立たせてやりなさいよ!と喝を入れたい。が・・長生きさせる為にはまだ祝言には早いか・・。それにしても冨士太郎、ほんと逞しくなったし安心して江戸の街を任せそうです。木瓜の花は可愛いのですが木には棘があります。薔薇よりも強い棘が・・2022/06/27
ぶんぶん
19
【図書館】シリーズ、第24弾! 今回は、何故か琢ノ介が狙われる。 調べが進むうち、老中首座・堀田備中守正朝の復讐のために暗躍していると判る。 非情な刺客は直之進の仲間にも及ぶ、そして勘定奉行配下の和四郎にも・・・やっと、著者も登場人物の整理を始めた様だ。 和四郎、次は米田屋光右衛門か。 しかし、呑み逃げの浪人・樫田種之助が出たりして、登場人物は増える一方。 こんなに絵心のある人物がいっぱい居る必要があるのか・・・お話しは、次巻へ持越し、さあどうなるか。2023/09/01
一五
8
40巻以上出てるのに、読んでなさそうだし24巻。琢ノ介が米田屋に入ったばかり。その琢ノ介も佐之助も襲われ怪我という山場?な回で 次巻に続くだぁ~2020/04/06
わたしは元気
6
毎回、ドキドキしますね。 まさか、和四郎さんが、そんなことになるなんて。 これは、ほんとに残念でした。2023/01/31