内容説明
攫われた弟房興の身を案じる沼里藩主の真興は、国許を発ち江戸を目指していた。日暮れ間際、江戸藩邸の門を潜ろうとした真興一行を、房興を奪った刺客員弁兜太の凶刃が襲う。辛うじて危難を逃れた真興を中心に、房興奪還を目指す直之進が江戸の町を奔る!シリーズ第二十二弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
104
口入屋用心棒「包丁人の首」22巻。前巻との2冊で完結の様、房興の誘拐は藩主直興殺害の陰謀、直之進の甘さが藩主の危機に直面するがなんと解決に、富士太郎さんかっこ良くなりましたね、おきくさんちょっと可哀想ですよ直之進さん、芳絵さんと房興どうなるのかな?米田屋さん体調不良で次巻へ続くが、直之進と沼里藩との絡みで今後も続くのか。2015/08/13
はつばあば
38
房興が拐かされ真興も襲われ・・包丁人の首と言う題は何を意味してるのか。副題を決めるのも難しいだろうが尾張は忍びの郷でもあるか。佐之助は怪我で出場がなく直之進は房興の家臣仁埜丞の下で剣技に励むが、仁埜丞は兜太に負け・・最後になんとか意識を取り戻した。富士太郎も力強く一人前以上の同心としての活躍なのだから、次巻は佐之助も剣術に励んで直之進と切磋琢磨して欲しいです。琢ノ介・・ダイエットを(ーー;)。それにしても珠吉さん、元気だねぇ・・。光右衛門さんのは心労だよ。3人の娘のうち2人までが危ない仕事してるものねぇ2022/06/26
真理そら
27
えっ?雪密室?新本格派?というようなことを考えながら読み進んだ。今回は左之助も師匠もケガをしたままなので直之進ががんばった。姫様剣士・芳絵も真興も勝手に動き回るし (この二人が夫婦になったら側近の苦労がとんでもないことになりそう)。冨士太郎がいてくれてよかった。2019/04/21
ぶんぶん
22
【図書館】シリーズ、第22弾! シリーズも続くとキャラクターも増える、こんなに増やして良いのかもと思う。 独り一人に筆を割く事も難しくなった。 そろそろ、旅立つとか整理をした方が良いと思う。 しかし、風呂敷を広げるだけ広げ、畳むのは一瞬。 「闇隠れの剣」の正体も判らず、うやむや。 この作家は、はっきり種明かしをしない作家かと思う。 アクションで押して、後はダラダラ。 捕物帳ももう少しネタを考えないと、スッキリしないのでは。 かといって、次巻も読んでしまうでしょうね(笑)2023/08/31
わたしは元気
5
はらはらドキドキ面白い。 芳絵という新しい登場人物も面白い。 次、読みます。2023/01/29
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