内容説明
南町奉行所同心・樺山富士太郎は頭を抱えていた。駿州沼里の浪人・湯瀬直之進に思いを寄せているのに見合いの話が持ち上がったからだ。その直之進は、米の安売りの黒幕・島丘伸之丞を追う的場屋登兵衛の用心棒を請け負い、田端の別邸に詰めている。島丘は直之進の友・平川琢ノ介が師範代を務める中西道場の主・悦之進の仇でもあった。好評書き下ろし長編時代小説シリーズ第七弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶんぶん
15
【図書館】シリーズ、第七巻! 風雲急を告げて来た、土崎周蔵の行方は一向につかめず。 千勢の利八殺しの犯人を掴めず、逆に料亭を追われる立場に。 佐之助はもう一歩の所で記憶が崩れる。 ストーリーがめちゃくゃ入り交じって来る。 こんな塩梅では黒幕に辿り着くまで、まだまだと言った感じ。 登場人物も増えて来たので巻頭に紹介のページが欲しいです。 しかし、あっけなく悦之進一行は周蔵に倒されてしまった。 ストーリーを整理した方が良いかも、エンターティントメントとしては・・・ 2023/08/13
ひ ろ
13
★★★☆☆2022/04/04
屋根裏部屋のふくろう🦉
5
一つ事件が解決すると次の事件が起きる。これまで関連がないと思われていた出来事(事件)が点と点だったのが線で繋がりはじめる。直之真と左ノ助が当初の敵対関係から徐々に変わっていきつつあるような気がする。強敵の姿さえつかめなかったのだが、ここに来て名前も分かった。しかし大切な仲間が一刀のもとに斬り殺された。これからどうなるかすかさず次に進もう。(フィリピン上空機内にて読了。出張時はKindle便利)2018/09/21
わたしは元気
4
佐之助と千勢さんはどうなるのでしょう。2022/11/24
昌子♪♪
2
アッという間に殺されちゃった仇討ちの中西悦之進とその家臣!嗚呼!哀れ。。。2018/04/09