内容説明
南町奉行所の定廻り同心樺山富士太郎が目を覚ますと、見知らぬ男の死骸が傍らに転がっていた。血まみれの匕首を握っていた富士太郎は、駆けつけた役人に捕縛されてしまう。湯瀬直之進と富士太郎の中間・珠吉は、ことの真相を探り出そうと動き出すが、その矢先、米田屋光右衛門の娘おあきの息子・祥吉が勾引かされてしまう。好評シリーズ第九弾。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とし
117
口入屋用心棒「赤富士の空」9巻。米田屋の紹介で的場登兵衛の用心棒の直之進さん今回は南町奉行所定廻り同心富士太郎が罠に嵌められた事に絡み、求める黒幕に一歩前進事件解決にはほど遠いな~。2015/07/16
優希
41
濡れ衣から捕まえられるのが皮肉なところです。真相を探ろうとするところからミステリタッチな時代小説だと思いました。2023/03/01
ぶんぶん
17
【図書館】シリーズ、第9弾! 今回は富士太郎が無実の罪で捕まってしまう。直之進たちは解き放しに奔走するが、結局何となく解決する。玉吉の場合もすんなり出来ない、祥吉もいつの間にか、戻っている。風呂敷を広げて最後は偶然というのはズルいと思う。黒幕は相変わらず出て来ない、最後にヒョイとたまたま会うんじゃないよね。おりきの使い方も都合の良い使い方、まだ、何かありそうな雰囲気だけど、判らないな。推理が入って来なくて偶然だらけ、これじゃ小説じゃないよ。周蔵の兄との戦いも、あっさり、「口入屋用心棒」タイトルが泣くよ。 2023/08/15
宇宙猫
17
今度は富士太郎がはめられる。下手なことはしない方が足がつかないと思うんだけどな。黒幕は分からず。前巻からの続きだからか、いまいちのれない。口入屋にいないからかな。タイトルから離れていっちゃうよ。2013/01/27
屋根裏部屋のふくろう🦉
6
この口入屋シリーズは長編なのだが、少なくともこれまでに関して言えば、季節感の薄い物語だ。ないわけではないが、そういう描写が少ない。そのかわり食べ物については上手く書かれており、食欲をそそられる時がある。また、それぞれ登場人物別に書かれているので、時々誰の話だったか勘違いしそうになる。しかしまあ、楽しんで読める。終盤の重要な場面に登場したおりきなる女性が妙に気になる。何か裏があるに違いないと思いつつ、いざ、次に参ろう。2018/10/11
-
- 電子書籍
- 谷中びんづめカフェ竹善 分冊版 6 マ…
-
- 電子書籍
- 超世界転生エグゾドライブ -激闘!異世…
-
- 電子書籍
- 黒脳シンドローム 7巻
-
- 電子書籍
- 感染症医が教える性の話 ちくまプリマー…
-
- 電子書籍
- プロフェッショナル 仕事の流儀 祖母井…