内容説明
日本は、世界に誇れるうつわ大国です。その地の土を使い、各地の技法によって何百年間と営みをつづけている膨大な窯元の数々を、日本は幅広く擁しているのです。そして、日本の郷土食、酒などの驚くべきバラエティに対応するかのように、うつわも暮らしと並行して発展してきました。本書は、用の美ともいわれる民藝のうつわについて詳しく紹介。窯元や陶工の方々、目利きの方が焼き物をどう選ぶのか、民藝に料理を盛るとどう素晴らしいのか。こうした土地の情報から、民藝のうつわを知るための教科書といえる情報まで徹底的に網羅しています。いま、男女をお問わず人気の高い“うつわ”のことを、誰でも楽しく学べる必読の一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
野のこ
19
「パッと見て心が打たれる」この一文に惹かれました。素手から生まれた大地の器、受け継がれる伝統の技、原田さんの「リーチ先生」で出てきた小鹿田焼もあって嬉し。飴色の線の独特な模様の大皿が素敵でした。どこかで見たことあると思ったら柳さんの器も載ってて親近感。松本うつわを巡る旅があるのも楽しいし、素敵な器に盛られた洋菓子が美味しそうだし(レシピ付き)初心者の私でもとても読みやすく見やすかったです。とにかく実際に手にとってうつわの温もりを感じたくなりました。2017/02/15
ann
16
陶器よりは磁器が好きだけど、民藝ものは別格。柳宗理の父柳宗悦と河井寛次郎とバーナード・リーチの三大巨匠が一枚の写真に収まってる必然。そして久野恵一氏の解説とあればやはり満足度の高い内容だった。松本市の特集は、13年前に何気なく訪れたところばかりで、再訪したい思いでいっぱい。2015/05/06
アズル
15
図書館本。読谷焼、小鹿田焼について詳しく載っています。小鹿田焼は大好きで、とても楽しく読めました。読谷焼も良いなぁ。南に旅に出掛けたくなりました。そして、良いものを求めたい!2018/11/01
Koki Miyachi
2
Discover Japanの掲載記事を再編集して構成された本。コンパクトなサイズの割に内容が充実しているのも頷ける。沖縄の読谷焼、大分の小鹿田焼、民藝の街 松本の3つのテーマに絞っている明快さも良い。もともと雑誌の記事だったせいか、記事の切り口もシャープ。良い写真が多く誌面も読みやすい。2025/03/31
フジマコ
2
小鹿田焼の、飛び鉋のうつわ最高に渋いと思います!2013/06/09
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