内容説明
ふだん何気なく飲んでいる日本茶。あなたはどれくらい日本茶のことを知っていますか? 本書は歴史、製造工程、茶葉の種類、全国の名物茶まで基礎知識を学べる日本茶の教科書です。15種類の茶葉にスポットをあて、淹れ方や名前の由来を徹底解説しました。淹れる時の最適温度や茶葉とお湯の適量が分かりやすくまとめられています。日本茶の全てがわかる、一家に一冊の完全保存版。茶ムリエの宮原昌子さんおすすめ、美味しい名物茶のお取り寄せガイドつきです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
陽@宇宙望遠鏡⭐︎星と宇宙
11
勿論、日本茶大好き。沖縄育ちの小さな頃から、さんぴん茶(茉莉花茶)、玄米茶、麦茶で育ち、緑茶はお客様用でした(笑) 日本茶の歴史から茶の種類、生産地別の特徴、最適な淹れ方まで。見開きの茶葉と淹れた茶の比較も素晴らしい。兎馬鹿な私は、明恵上人をお慕い申すが茶の歴史にも関わるのを知る。此処でまた私の定石、好きなモノはLINKしていく、へ。普段は八女茶玉露が多いけれど、四国と加賀のお茶を取り寄せて呑んでみようっと。奈良ホテルで呑んだほうじ茶と茶粥が美味しかったので、探してみます。装丁及びレイアウトが好みだと思っ2014/01/13
山のトンネル
5
シンプルなデザインでお茶について知ることができる。良さげ。2022/05/07
Wisteria
5
日本茶が大好きで毎日飲んでいるのに、結構雑に淹れてるよなぁと思っていたので読んでみた。黒豆茶飲んでみたい!2016/01/21
ochatomo
3
エイ出版初の日本茶単行本 「ディスカバージャパン3号」から淹れ方と茶葉取り寄せを中心にまとめたシンプルな構成 2010刊2018/07/22
ココアにんにく
2
「水色が若干異なる」「しっかり水色の出る他の日本茶と比べると…」など、なぜお茶は緑なのに水色?読んでいて引っかかった。用語集で納得。「すいしょく」と呼び、湯で淹れた茶の液の色のことで茶葉の業界では一般的な用語らしい。この水色の違いが良くわかる写真。そして淹れ方などとても勉強になった。ぼんやりとしていたお茶のことが明瞭になってきた。併読していた本に栄西禅師の『喫茶養生記』の写真が出ていた。侘び茶から茶道への経緯が書かれていていたので本書を読む際にもとても参考に。2015/12/11