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内容説明
少し変わってて、少しクールで、割と背が高い、北の町に住んでるイトコからの手紙――そんなような漫画です。東北の某ベッドタウン在住の作者(30代・独身・女)が、野鳥、ネコ、風物、方言、地元料理など“日常”のすべてをネタに綴る「身の丈ワイルドライフ」。読む者の自然観をへにゃりと揺るがすモーニングの人気連載作。かわぐちかいじ・さだやす圭、両審査員が激賞した第17回MANGA OPEN大賞作品も完全収録!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
165
春っていうのは、お日さまじゃなくて土の暖かさなんだなあ。愉快で軽快な漫画の合間にポッと花咲き素敵な言葉がひらく。日常に疲れた作者が、目の前の庭で繰り広げられる鳥たちの自然体を描き、少しずつ心奪われていく。花びらに包まれていたい。鳥になれたらいつでもその願いが叶うのだろう。空を飛べたら何処までも行ける。それは誰もが一度は願う夢なのだろう。もし高い空を飛ぶことができたら価値観は覆り、想像の世界も果てしなく広がるだろう。季節とともに鳥がやってくる喜び。鳥の運んできた種が今年も植木鉢から芽生えてくる、これも喜び。2024/06/04
小梅
73
再読。昨日エナガの写真集を書い、エナガの可愛らしさに萌え萌え~で思い出し再読スタート。モーニングは購読していたので「とりぱん」の連載が始まった時、うわぁ〜コレ好きだ♡と楽しみに読んでました。2014/03/23
モリー
67
我が家の庭の常連客、ヒヨドリ(以下、「ヒヨ」という。)が登場するマンガ本の存在を読み友さんから教えられ、すぐに読みたい!という気持ちが抑えられず、なけなしの小遣いで入手したマンガ本です。購入して大正解でした。ヒヨは、決して主人公級の扱いを受けません。しかし、要所要所で暴れん坊として登場する名脇役でした。主役級のアオゲラポンちゃんには叶いませんが、なかなかいい味出してました。毎日のように、我が家の狭い庭にやって来るヒヨはふてぶてしく、ミニ生態系の頂点に立つような存在なのですが、上には上がいるものです。2020/11/18
かっぱ
41
アオゲラポンちゃんは第1羽から登場。1巻を読めばその名前の由来が分かるかと思ったけど、特に説明もなく最初からポンちゃんでした。野イチゴは食べる前に裏側を見ないと虫がついているかも知れない。ふっと一息で虫を飛ばしてから召し上がれ。第20羽の最後の言葉が印象的。『「とって食う」ことばかり考えて「とって食われる」ことを考えなくなったモノは、いつか誰かに退治されてしまう気がする―。』ほのぼのだけではない野鳥たちのワイルドライフ。2019/02/03
sin
40
お母さん焼鳥に“せせり”(首のお肉)ありますから!通っていた大学の空をインコの群れが飛んでいたけど今も繁殖しているのだろうか?当時は友人に店で余ったパンの耳を毎週運んでた“学パン”やね?もちろん“ひねもす”は日がな一日だね〜。鳥の写真は尻から撮ります逃げるんで!須磨水族館のトラウマか、子供のとき海に浮かんでいて下に鮫が近づく夢によくうなされました、なぜって?鮫の水槽の上を透明な橋を渡って通れたからです。うさぎのカワハギはシュールすぎますお母さん!街中の自然を語るだけでもあったかいよな〜。2014/06/01
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