とりぱん(29)

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とりぱん(29)

  • 著者名:とりのなん子【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 講談社(2021/12発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065260821

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内容説明

古い火鉢を買ってみた。エサ台のリンゴを誰かに盗まれた。山の産直で天ぷらそばを食べた。オタマジャクシのお腹を久々にちゃんと見た。コウモリの死骸が落ちていた。飼いネコ2匹のマーキングが止まらないーーコロナ禍の状況でも、“日常”という名の波乱万丈は続く!
野鳥や昆虫やキツネやニホンカモシカが「天然コント」を繰り広げる中、鮮やかにうつろう東北の四季。手紙のような詩のような俳句のような…どこから読んでも平気で楽しい、おなじみ北東北ベッドタウン・生き物満載エッセイ漫画、’21年春~秋編!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ネギっ子gen

42
カラー巻頭で、<この冬ずっと玄関で、小さな生きものを飼っていた。それは美しい古い火鉢の中の炭火だ>と。で、頁を捲ると――。発端は、古い手あぶり火鉢を買ったこと。これが結構…いや相当暖かい!超なごむ!イモがホクホク焼けるよ!ってなって、“もっと大きい火鉢がほしい!家中で一番寒い玄関に置いて、寒気をシャットダウン!!”ということにもなり、昭和30年代の陶製大火鉢を購入。そこで冒頭に。<小さな熾火を起こしたり寝かせたり一日中あれこれかまう、火が“生きもの”だった時代は、ついこないだまであったのだ>と。確かに……2025/05/02

OHモリ

15
・29巻ともなると読者にも責任はあるかもしれないと思いつつも、さすがに残念ながらマンネリかなと感じながら読んだ。主要な題材は東北地方のたぶん田舎にある著者の家の庭にやってくる野鳥たちでそれがウリのシリーズ。それだけでは間がもたない季節もあったりするしで、一緒に住んでる猫たちや近所の鳥の話題や、虫たちの話題、四季もある、読者コーナーもある・・・ということで頑張っているとはおもうのだけどやはり正直なところ新鮮味はない。安定感も必要かもしれないがここらあたりでそろそろ新しい展開を期待したい。2022/06/24

今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン

12
巻頭の火鉢のお話もだけど、手間ひまがかかるということは贅沢なことだ。手間ひまをかける余裕のない民が便利に走るのかもね。2021/12/30

てんてん(^^)/

10
作者と一緒に、四季の移ろいを豊かに感じることの出来る漫画だなぁ。ゆっくりした気持ちになれます。小さな命を大事に思う気持ちも毎回さすがと感じます。でも、家の軒下に作ったアシナガバチの巣や、家に侵入したカメムシは、私なら瞬殺ですね。2022/05/28

ギンジ

5
借り読み。安定の面白さ。自分の身の回りにも沢山の自然は転がっていて、気にはなるけど解決できない(-_-;)。白いソフトボールくらいあるキノコが草むらに生えていて、犬が食べようとするが、これが安全なのか何なのか?オニフスベ?「写真!」と思っても携帯を不携帯…。美しい鳥のさえずりも、本体が発見できなくて謎のまま。そんなときは心の中でとりのさんを呼んじゃいますね。火鉢と薪ストーブも憧れますが、管理が大変そう!2022/09/27

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