書物復権によせて
井田太郎(いだ たろう)
1973年生まれ。早稲田大学第一文学部卒業、早稲田大学大学院文学研究科単位取得退学。博士(文学)。日本文学専攻。現在、近畿大学文芸学部教授。主な著書に、『日本の環境思想の基層』(共著、岩波書店)、『原本『古画備考』のネットワーク』(共著、思文閣出版)、『近代学問の起源と編成』(共編、勉誠出版)、『日本の夜の公共圏』(共著、白水社)などがある。
短いがゆえに、俳諧の研究を始めた。『南総里見八犬伝』など長い小説はむかないと思った。五七五、わずか十七文字。清々しいまでに簡潔な詩形。しかし、ややあって後悔することになった。短い反面、ヒントが少ない。にもかかわらず、ある種の句には、どうやら膨大な情報や美意識が凝縮されている。そういう感触を密かにつかんでしまったからである。
たとえば、句材となる植物を考えてみようか。舶載時期が問題であれば、博物学の書物。吉祥や禁忌など習俗にわたれば、文化史の書物。植物の姿になじみがなければ、ヴィジュアルに富む事典。可食の植物なら、料理本に目を通すはめになる。あるいは、トマトなどのように、狩野探幽(たんゆう)が徳川時代初期に描いたにもかかわらず、詩文のモティーフに流入していかなかった植物などの場合、その理由や文化的背景も把握しておかなければならない。和歌・謡曲・漢詩などに出現する同一名の植物も考慮せねばならないが、今日同一名を与えられた植物と一致しているのか、否か。まことに頭が痛い名物学の問題も横たわる。これら混沌の上澄みのように、一句がある(そうでないものもあるが......)。短く切り詰められた基層には、こういう種々のことどもが渦を巻く。たよりになるのは、書物ばかりである。
とすれば、なすべきことは一つ。愚直に諸書によって註釈を施しながら、解きほぐすしかない。作者自身は無自覚であったが、厳然として存在する文脈が立ち現れてくることもあるはず。そう気づいてしまった日から、手もとの書物たちは増殖の一途をたどった。書架には二重三重に書物が押し込められ、机辺には堆い垣根が聳える。ときに電気コードの罠に書物の主がかかり、大雪崩を起こす。ここらへんに置いたはずの薄い書物はどこだ......。簡潔な詩形とは真反対の本棚と研究室ができあがる次第である。ボルヘスの書いたバベルの図書館のような、整然とした無限性とはほど遠い。書物、書物、書物......。
さて、中華料理の熊掌(くまのて)の調理法を御存じだろうか。濛々と蒸すこと数日。毛を毟り、爪・骨を去って、ふわふわの状態になるまで下ごしらえをする。それに、乾鮑(あわび)・干貝(かいばしら)・金華火腿(ハム)など吟撰した食材を惜しげなく投じたスープで味を入れる。くれぐれも、スープの材料だけはケチってはいけない。味に直結するからだ。なんだか、当方のしていることと一脈通ずるものがある。ケチれば、痩せた研究ができあがるだけである。この書物復権は、極上の材料を探す絶好の機会である。龍脳鳳肝(すごいもの)を拾いだすのは、みなさんにほかならない。
[ごあいさつ]
2018年、第 22回目の 10社共同復刊、今回も多数のリクエストをいただきありがとうございました。2月 28日までの期間中に、紀伊國屋書店内公式サイト、復刊ドットコムの特設サイトおよび FAXで、受けつけたリクエストは総数約3,126、最多書籍には 72の票が寄せられました。いただいたコメントには、それぞれの書目に対しての皆さまからの熱心な要望が伝わっており、各発行出版社はこの結果を元に、復刊書目の選定をいたしました。今回の共同復刊で実現できなかった書目からも、各社独自の方法で復刊を予定している場合もあり、1点でも多くの品切れ書の復刊の実現にむけて努力してまいりますので、今後の各社の復刊情報にご注目くださるようお願いいたします。
今回、各発行出版社の判断により復刊を決定した書目は 39点 39冊。書籍は 5月下旬より全国約 200の協力書店店頭にて展示されますので、足をお運び頂けましたら幸いです。
[ご案内]
- 最終ページの注文書に必要事項を記入のうえ、お近くの書店もしくは発行出版社にお申し込みください。
- 刊行はすべて、2018年 5月下旬を予定しています。
- 内容についてのお問い合わせは発行出版社までお願いします。
〔2018復刊書目〕 哲学・思想・言語・宗教知の歴史学
イアン・ハッキング/出口康夫、大西琢朗、渡辺一弘訳
初版2012・最終版2013年
岩波書店
ISBN :9784000238779
価格:税込5940円(本体5500円)
自らの方法を提示した論文「歴史的存在論」など、概念分析とフーコー流の知の考古学とを織り合わせ現代哲学を変えてきた著者の論集。
初期の代表作で提示された「第三の時間」を出発点に、ドゥルーズ哲学が描いた全軌跡を「時間論」としてたどり尽くす画期的論考。
ことばと対象
W.V.O.クワイン/大出晁、宮館恵訳
初版1984・最終版2004年
勁草書房
ISBN :9784326198733
価格:税込5076円(本体4700円)
〈翻訳の不確定性テーゼ〉を提唱して活発な議論を呼び、経験論の現代的再生を果たした戦後分析哲学の最高峰。
福祉(所得)と就労(労働)は本当に不可分なのだろうか。「万人のリアルな自由」という正義概念がベーシック・インカムを要求する。
メルヴィル、ニーチェなどの読解からホモ/ヘテロセクシュアルの分断を不可能にする揺れを発見しセクシュアリティの混沌を見つめる。新装で復刊。
バルト、ドゥルーズ、デリダ、フーコーそしてフローベール。読むことで潜在的なものは顕在化し他者の言説へと変容する。渾身の批評論集。新装版。
古典ギリシア語入門(CD付)
池田黎太郎
初版1998・最終版2010年
白水社
ISBN :9784560087732
価格:税込4860円(本体4500円)
これまでになく簡略にしてポイントを押さえた文法解説と豊富な練習問題で、挫けることなく習得への道がひらけるよう配慮しました。独習の方にも最適です。
芸術はいかにして〈神〉となったのか。宗教に代わる新しい支配原理となっていった芸術の思想を、民族、歴史、文化などの問題とからめて論じていく。
解放された観客
ジャック・ランシエール/梶田裕訳
初版2013・最終版2013年
法政大学出版局
ISBN :9784588140501
価格:税込3024円(本体2800円)
スペクタクルの支配する今日の社会で、主体としての「観客」はいかにして可能か? 『無知な教師』の主題をさらに深化させた、芸術と政治をめぐる最も先鋭な思考。
フッサールはいかにして新しい哲学の方法論、現象学を創始したのか。直観的把握、抽象、多様体から「フッサール数学論」を解明し新たな展開を示す画期的な研究。
スピノザ エチカ抄
スピノザ/佐藤一郎編訳
初版2007・最終版2007年
みすず書房
ISBN :9784622087106
価格:税込3672円(本体3400円)
「大哲学者のなかで、スピノザほど気高くて愛すべき人はいない。倫理的にも最高だ」(B.ラッセル)神=自然と人間、精神の自由を美しく論証する古典。新装で復刊。
女子学生と教授の「情熱的な恋」にはじまり、20世紀半ばの「暗い時代」をこえての50年間、卓越したふたりの思想家が育んだ関係、深めた対話の全貌。新装で復刊。
生のものと火を通したもの 神話論理Ⅰ
クロード・レヴィ=ストロース/早水洋太郎訳
初版2006・最終版2012年
みすず書房
ISBN :9784622081517
価格:税込8640円(本体8000円)
構造人類学の探究の頂点かつ20世紀思想の金字塔であるレヴィ=ストロースの主著『神話論理』第1巻。ボロロの「鳥の巣あさりの神話」からすべては始まる。
新装版 歴史と階級意識
ジェルジ・ルカーチ/平井俊彦訳
初版1962・最終版1998年
未來社
ISBN :9784624011437
価格:税込4104円(本体3800円)
ヘーゲルの弁証法を批判的に摂取、マルクス主義にはじめて主体性の問題を提起したルカーチの代表作。新しいプロレタリア革命を階級意識に求めた。
新装版 理論と実践 社会哲学論集
ユルゲン・ハーバーマス/細谷貞雄訳
初版1975・最終版1999年
未來社
ISBN :9784624010355
価格:税込6264円(本体5800円)
急進的とホルクハイマーに判断されフランクフルト社会研究所を追われた頃に書かれた労作を収録。社会科学における理論と実践の関係を究明する。
エコノミメーシス
ジャック・デリダ/湯浅博雄、小森謙一郎訳
初版2006・最終版2006年
未來社
ISBN :9784624932541
価格:税込2376円(本体2200円)
美学の古典、カント『判断力批判』を鮮やかに読み替える。美の分析論の言説を駆動しているポリティカル・エコノミーとは何か。その体系と他者とは。
〔2018復刊書目〕 社会「ゲイコミュニティ」の社会学
森山至貴
初版2012・最終版2012年
勁草書房
ISBN :9784326602438
価格:税込4860円(本体4500円)
ゲイ男性・バイセクシュアル男性のつながりは、なぜ時に息苦しくもあるのか。差別論に還元されないマイノリティ論の〈次の一手〉を示す。
内務省の社会史 新装版
副田義也
初版2007・最終版2008年
東京大学出版会
ISBN :9784130501941
価格:税込10584円(本体9800円)
政治家や官僚たちの社会的行為の輻輳のうちに、警察、地方行財政、国土、衛生、労働、宗教の諸領域で、近代国家建設の栄光と悲惨を描く。
〔2018復刊書目〕 歴史・民俗シベリアの歴史〈新装版〉
加藤九祚
初版1963・最終版1994年
紀伊國屋書店
ISBN :9784314011587
価格:税込2808円(本体2600円)
シベリア抑留経験を持つ著者が日本で初めて同地の歴史を概観。2016年、ウズベキスタンで発掘調査中に94歳で死去したシルクロード研究の世界的権威の出発点。
葬送の倫理〈新装復刊版〉
久野昭
初版1969・最終版1994年
紀伊國屋書店
ISBN :9784314011624
価格:税込2592円(本体2400円)
死者への思い、死者との関わりは生きている者にとってどのような意味をもつのか――古人の死霊観や葬法の変遷から考察する。
かつて「神」とあがめられたニホンオオカミが姿を消して百年余り。伝承や図像を丹念に読み解き、ニホンオオカミと人間の関係史を鮮やかに描く。
ヨーロッパ中世象徴史
ミシェル・パストゥロー/篠田勝英訳
初版2008・最終版2008年
白水社
ISBN :9784560096390
価格:税込8100円(本体7500円)
動物・植物・色彩・紋章・遊戯などのテーマを通して見た西欧の歴史。象徴を読み解くと、中世に生きた人々の価値観や社会が見えてくる。
歴史を変えた病
F.F.カートライト/倉俣トーマス旭、小林武夫訳
初版1996・最終版1997年
法政大学出版局
ISBN :9784588023040
価格:税込3780円(本体3500円)
ワーテルローの戦い、ロマノフ王朝の崩壊など、歴史の転換点に働いた病の力学を現代医学の視点から興味深く語り、さまざまな病気と人間の戦いの歴史をも跡づける。
「勝者の裁き」の判決が今、国際人道法の発展に貢献している。史料を読みこみ多角的な分析から新しい東京裁判観を提示、戦後の「神話」を解体する。新装で復刊。
戦国大名尼子氏の研究
長谷川博史
初版2000・最終版2009年
吉川弘文館
ISBN :9784642027939
価格:税込8640円(本体8000円)
中国地方など11カ国に君臨したとも言われる戦国大名尼子氏。残された史料を丹念に収集し、初めてその実像を描き出す。
幕末の情報と社会変革
岩田みゆき
初版2001・最終版2001年
吉川弘文館
ISBN :9784642033657
価格:税込9720円(本体9000円)
幕末の豪農は、多くの政治情報や重要な機密情報まで入手していた。広範な情報伝達の構造を解明し、幕末社会に与えた影響を考察する。
都市の空間史
伊藤毅
初版2003・最終版2003年
吉川弘文館
ISBN :9784642033824
価格:税込9720円(本体9000円)
宗教都市論を基軸に中世都市へのアプローチを試み、近世都市のあり方や都市の現代的な問題、建築と都市の関係を論及する。
ひとは故郷を想い、そして故郷によって傷つけられる。19世紀後半、故郷をあとにした青年たちの都市体験からつむぎ出される、記憶と空間の文化史。
帰化人たちは新しい大陸文化を伝え、国家組織を革新していった。アジアの中の日本古代を視点に、渡来から我々の祖先となるまでを描く。
〔2018復刊書目〕 教育・心理変化の原理
ポール・ワツラウィック/長谷川啓三訳
初版2011・最終版2011年
法政大学出版局
ISBN :9784588182150
価格:税込3132円(本体2900円)
人をどのようにして変化させるか。家族療法の考え方の基礎を説き明かしつつ、学校、企業、地域、民族、国家といった社会のシステム一般を貫く変化の理論を構築。
〔2018復刊書目〕 文学・芸術映画にとって音とはなにか
ミシェル・シオン/川竹英克、J.ピノン訳
初版1993・最終版2009年
勁草書房
ISBN :9784326851263
価格:税込3780円(本体3500円)
さまざまな傑作映画の魅力を、音に対する認識論と、音響技術に関する方法論から解き明かした画期的な試みの書。
西洋の眼 日本の眼
高階秀爾
初版2001・最終版2009年
青土社
ISBN :9784791770694
価格:税込2592円(本体2400円)
激動の日本美術史、近代美術と文学、西洋のジャポニスム、写真論から和洋居住空間の対比まで西洋と日本の美意識の差異を説き起こす。新装で復刊。
音楽ノート
ヴィルヘルム・フルトヴェングラー/芦津丈夫訳
初版1971・最終版2009年
白水社
ISBN :9784560096406
価格:税込3996円(本体3700円)
大指揮者の遺稿集。音楽、芸術、人間についての鋭い警句にあふれた論説は、哲人でもあった巨匠の内面をあますところなく示している。
〔2018復刊書目〕 法律・経済・政治法社会学
N.ルーマン/村上淳一、六本佳平訳
初版1977・最終版2002年
岩波書店
ISBN :9784000020701
価格:税込6804円(本体6300円)
法とは何か、を社会学的一般理論の観点から解明。特に歴史的考察をふまえ法形成の原理論と実定法の分析に加えた洞察は、現代法の理論的把握を可能とする。
「責任がある」「責任を間う」とはどのようなことなのか。重みと痛みを伴う、もろく危い責任実践の保障を核とした法制度の構想。
商業の時代に「貴族の徳」の復権を試みた初期啓蒙の思想家たち。モンテスキューを軸に、その営みを描く。渋沢・クローデル賞受賞
「近代」と「近代の終焉」を超えて、歴史の重層性の基層に在る「偶発性」を剔抉。「偶発性」を前提とする「抗争と媒介の文化」の可能性を探る。
〔2018復刊書目〕 自然科学・医学数学 7日間の旅〈新装版〉
志賀浩二
初版1990・最終版1998年
紀伊國屋書店
ISBN :9784314011594
価格:税込2592円(本体2400円)
幾何、微分、積分......つれづれに野山を旅するように数学を楽しもう。和歌や俳句を入り口にして数学的世界観や思考法をやさしく学べる一冊。
ヒトはなぜ絵を描くか。画家の創造性や独創性とは脳のどのような働きか。近代絵画成立史を脳科学からみる。 毎日出版文化賞受賞
読者からのメッセージ
■書物復権を叫ばねばならない現状を何とか打破したいものですね。(24歳・会社員)
■〈書物復権〉自体は、入手困難な古典的名著が復刊されることが多く、貴重な企画であり感謝しているが、名著を復刊するだけでなく、その当時の出版にも思いを致して、それらを上回る良書を(細々とでも)世に送り出し続けて欲しい。勝手かもしれないが、しかし切なる願いである。(27歳・大学院生)
■此の様な心踊る企画があるとは存じませんでした。今年最後の日に、紅白を観ながらこの企画に辿り着き、新年のお年玉を戴いた気持ちです。復刊楽しみにしております。
■書物復権、どんな本が復刊されるのか毎年楽しみです。選りすぐりの本ばかりなのでどの本が復刊しても嬉しいです。数年で入手困難になってしまう本も多いので、この企画は本当に有難いです。(47歳・出版)
■非常に良い企画だと思っています。わたしは決して良い読者ではないのですが、"書物復権"のコーナーを書店で見かけると、好奇心を刺激されます。応援しています!(45歳・会社員)
■今回チェックさせて頂いた書目の中には、その書名を知った時には既に絶版となっておりそれなりの時間をかけて古書店でやっと入手したものも含まれています。重要書目の(市場に於ける)寿命が以前にもましてさらに短くなっていることに(出版界についてはもちろん、それを支えているはずの読者の側の意識についても)危惧を覚えるばかりです。(44歳・図書館勤務)
■学術書出版を続けようという姿勢自体に敬意を表すのは勿論ですが、それにしても本来基本書として躊躇なく重版すべき書目がこちらに入ることが年々増えているようにも感じられます。販売部数が落ちていて重版が大変なのも分かりますが、若い世代も含めて読みたいと思った時には品切れでは益々読者に届かなくなってしまいますので、書物復権に限定せず普段から新刊と共に積極的な重版と既刊書の案内に努めて頂きたいものです。
■毎年この時期に書物復権を楽しみにしておりますが、今回も納得の名著から好奇心をかきたてる未知の書名が揃っており、どれが復刊されても個人的には喜ばしい結果になりそうです。(26歳・大学院生)
■復刊書物のラインアップは、近年、マンネリ化しているように思われましたが、今年の復刊書目は、例年とは異なり、ヴァラエティーに富み、そのうちどれが復刊されるか、楽しみです。(43歳・会社員)
■〈書物復権〉は、いつも楽しみにしています。復権リクエストの本を選ぶ作業は、「ああ、こんな名著があったのか!」と再確認する作業でもあります。希望した本の復刊を楽しみに待っていますが、仮に復刊されなかった場合も、必死で古本屋で探しています!(42歳)
■復権ということを考えるだけでもう一度アーカイブに陽が当たる素晴らしい企画です。出来れば、もっと知らないけどすごい本の紹介がこのリストの中であれば、それを吟味してみんなで復権させてみたい気持ちになります。選んだものは、中古が高くて大学の図書館で読んだ経験のあるものの中で、特に新しい世代に読まれなければいけないものを選びました。(25歳・大学院生)
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■勁草書房 〒112-0005 文京区水道2-1-1 TEL 03-3814-6861 | ■法政大学出版局 〒102-0073 千代田区九段北3-2-3 TEL 03-5214-5540 | |
■青土社 〒101-0064 東京都千代田区猿楽町2-1-1 浅田ビル1F TEL 03-3294-7829 | ■みすず書房 〒113-0033 文京区本郷2-20-7 TEL 03-3814-0131 |