責任の意味と制度―負担から応答へ

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責任の意味と制度―負担から応答へ

  • 滝川 裕英【著】
  • 価格 ¥3,850(本体¥3,500)
  • 勁草書房(2003/12発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 276p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784326101504
  • NDC分類 321.1
  • Cコード C3012

出版社内容情報

「責任がある」「責任を間う」とはどのようなことなのか。重みと痛みを伴う、もろく危い責任実践の保障を核とした法制度の構想。
 人間は、責任を問い、責任を負い、責任を果たす、責任に日々関わらざるをえない存在である。重みと痛みを伴うがゆえに、もろく危いわたしたちの責任実践の核には、「応答」の理念がある。「負担」ではなく「応答」の保障という統一的な視点から法制度を解釈し、修復的司法や象徴的賠償論などを論じる。

関連書:北田 暁大『責任と正義』(小社刊)


第一章 責任の忘却
一 責任という問題
二 構成
三 方法

第一部 責任の意味

第二章 責任概念の分析
一 責任の構造
二 責任の分類
三 責任の概念

第三章 決定論問題
一 問題構成
二 他行為不可能性論
三 機械論

第四章 負担責任論
一 負担責任論
二 負担責任論批判

第五章 応答責任論
一 応答
二 契約論と理由応答
三 契機
四 位置価

第二部 責任の制度

第六章 責任保障としての法
一 法の機能
二 責任法

第七章 責任法の危機
一 責任法のジレンマ
二 責任の過程論
三 責任の応答化


あとがき
索引

内容説明

責任を問い、責任をとり、責任を負い、責任を果たす…「責任」と関わらずには生きていけないわれわれの、あやうく、もろい営みを保障するものこそが法である。立法と司法の双方を視野に収めうる一般理論の構想。

目次

責任の忘却
第1部 責任の意味(責任概念の分析;決定論問題;負担責任論;応答責任論)
第2部 責任の制度(責任保障としての法;責任法の危機)

著者等紹介

滝川裕英[タキカワヒロヒデ]
1970年愛知県に生まれる。1993年東京大学法学部卒業。現在、大阪市立大学大学院法学研究科助教授(法哲学)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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すずき

2
なんかあまり頭に入らなかった感覚がある。一応5章のスキャンロン的な立場が本丸で、他者に対する正当化というのを基底的なアイディアにして配分的正義-複数車間での負担の配分、匡正的正義-二者間での理由応答、愛-個別当事者への配慮という対応関係を作って理由応答を責任実践の中核に添える感じになっている…のかな?先行研究の位置付け方、レビューの仕方はかなり独自色が強そうで1冊目に読む感じではなかったので、あとあと勉強してから戻ってきた方が良さそう。あと何気にスキャンロンの契約論を日本に紹介した割と初期の文献なのかも。2021/03/24

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