出版社内容情報
日本は西洋に何を見、西洋は日本に何を見たのか。
激動の日本美術史、近代美術と文学、西洋のジャポニズム、現代のデザイン、写真、和洋住居空間まで、芸術家たちの知られざるエピソードをまじえ、日本と西洋の美術/芸術観を比較し、その文化的伝統や美意識の差異を複眼的かつ大胆に説き起こし、美の歴史を読みかえる。
高階秀爾[タカシナシュウジ]
著・文・その他
内容説明
激動の日本美術史、近代美術と文学、西洋のジャポニズム、現代のデザイン、写真、和洋住居空間まで、芸術家たちの知られざるエピソードをまじえ、日本と西洋の美術/芸術観を比較し、その文化的伝統や美意識の差異を複眼的かつ大胆に説き起こす。
目次
1 日本と西洋(マスターピースと「名物」―芸術における価値の創出;聖地と霊場 ほか)
2 江戸から明治へ(「浪裏」をめぐる幻想;江戸東京名所考 ほか)
3 画家・写真家・デザイナー(和洋二筋道の画家川村清雄;亡き妻への相聞歌 ほか)
4 文学と美術(矢代幸雄『世界に於ける日本美術の位置』;和辻哲郎『イタリア古寺巡礼』 ほか)
著者等紹介
高階秀爾[タカシナシュウジ]
1932年、東京生まれ。美術史家。2012年、文化勲章受章。国立西洋美術館館長などを経て、岡山県倉敷市・大原美術館館長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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