角川ソフィア文庫<br> 風土記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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角川ソフィア文庫
風土記 ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

  • 著者名:橋本雅之【編】
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  • 特価 ¥708(本体¥644)
  • KADOKAWA(2021/11発売)
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  • ISBN:9784044006235

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内容説明

8世紀、地方の特産物や伝説、地名の由来などを記した「古代の里山文学」を抜粋で読む。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

saga

46
古事記に興味があり、関連本を数冊読んできたおかげで、風土記の文体がすんなり入ってくる。加えて『ビギナーズ・クラシックス』の構成の妙に助けられてもいる。原文の漢字にルビをふってあり、文章のリズムを損なうことなく大意が理解できた。大和朝廷が、自分たちの正当性を示す記紀を編纂するのと同時に、中央から派遣された役人の手によってではあるが、支配地である地方の地名・伝承等を採収したことの中でも、特に出雲国風土記が興味深い。各々の解説を読むと、未だ解明されていない古代日本の謎が多いことがわかった。今後の研究に期待大だ。2025/03/29

ピンガペンギン

22
思っていたよりも読みやすく楽しめた。特に「常陸の国風土記」(723頃成立。不比等の子の藤原宇合が編者か)文学史的価値が高いとあり、この風土記が一番面白いのは当然か?常陸の国は中臣氏と関係が深い。タケミカヅチという神が藤原氏の氏神社の春日大社に祀られているのは、鹿島神宮から勧請したとされている。常陸の国風土記を読むと蛇がよく出てきて、解説には蛇信仰はグローバルとある。カシマという地名からすると古代には島だったんだろう。「カ」については、以前に「カ」は蛇も意味する、と何かで読んだが、蛇がたくさん出てくる島→2025/03/21

つきもと

1
訳文と原文に対して、古事記や日本書紀との対比から神話的な背景、当時の風習などの解説がセットになっているためわかりやすく、楽しく読めました。原文には読み仮名が振られているので、声に出して読んでみるという楽しみ方もできます。ダイジェスト版なので抜粋ですが、巻末に参考文献の一覧もあるのでビギナーズクラシックの名前のとおり入り口として十分なボリュームかと思います。2023/06/10

せいむ

0
面白く読めた。 しかし、和奈佐の老夫婦ひどいな。罪悪感からではと解説にあったけど、自分等の事しか考えてないのには変わらんわけで。2022/09/06

さくさく

0
郷土史としての価値があると解説で何度も強調される。郷里の言い伝え的な譚は面白かったが神話の神が出てくると読み辛く苦労した。2022/07/25

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