内容説明
生涯に残した数多くの漢詩、和歌、俳句から心に残る優れた作品を精選しわかりやすい現代語訳・解説とともに掲載。その他名筆・名言、解良栄重の手による『良寛禅師奇話』も取り上げながら、良寛の生涯を丁寧に辿る。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。
目次
良寛の生涯と詩歌(論語びたりの町名主の長男;家出したのち円通寺で修行 ほか)
修行から帰郷へ(故郷をめざす―ふるさとへ行く人あらば;旅寝の宿にて―浜風よ心して吹け ほか)
国上山の五合庵(岩間の苔水―山かげの岩間を伝ふ;梅にうぐいす―梅の花散らば惜しけん ほか)
乙子神社時代(国上山・乙子の宮―いざここにわが世は経なむ;弥彦に詣でて―ももづたふ弥彦山を ほか)
晩年の島崎草庵(島崎へ転居―あしびきのみ山を出でて;密蔵院にて―夜明くれば森の下庵 ほか)