角川ソフィア文庫<br> おくのほそ道(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

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角川ソフィア文庫
おくのほそ道(全) ビギナーズ・クラシックス 日本の古典

  • 著者名:角川書店【編者】
  • 価格 ¥539(本体¥490)
  • KADOKAWA(2014/11発売)
  • ポイント 4pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784043574025

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内容説明

芭蕉の紀行文の真髄を現代語で味わうことができる本。現代語訳・原文ともに総ふりがな付きで紹介。コラムや地図・写真などを採り入れて、芭蕉の風雅の誠を求める旅とその昇華された俳句の世界へいざなう、入門古典。
※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

目次

人生は旅―みちのく憧憬
旅立ち―弥生のあけぼの
草加の宿―旅の第一夜
室の八島―木の花咲耶姫
日光―仏五左衛門の宿
黒髪山―同行者曾良
那須野―八重撫子のかさね
黒羽―玉藻の前・那須の与一
雲巌寺―禅の師仏頂和尚の庵
殺生石―那須温泉〔ほか〕

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

163
再読ですがもうなんども読んでいて、殆ど最初のほうは暗記しているくらいです。このビギナーズは最初に現代語訳があり、その後に原文があります。ですので比較的読みやすいのでしょう。いつも思うのですが、同じ足跡をたどってみたい気がします。山寺はなんどか行ったことがあるのですが。2017/04/03

kaizen@名古屋de朝活読書会

121
桃青が雅号である。松島で句を詠んでいるのは曾良。これまで現代文で読んでこなかったので、よくわかっていなかったことが理解できた。英語を読むより古文の方が不得意だということを知る。デザイン:谷口広樹。桃青は三重県伊勢市出身とのこと2013/10/29

アキ

120
古文の現代語訳付き、解説も的確で読みやすい。「五月雨をあつめて早し最上川」「閑かさや岩にしみ入る蝉の声」「夏草や兵どもが夢の跡」など有名な俳句が旅のどのような状況で詠まれたかがわかる。この旅のメインはやはり松島であろうが、そこでは芭蕉は歌を詠めず、平泉で三句披露している。平泉を訪れた際、芭蕉の像と句碑があったのを思い出す。帰りの北陸道では「荒海や佐渡に横たふ天の河」がやはり図抜けて素晴らしい。旅に生きた芭蕉は西行の句と訪れた土地に強く想いを馳せている。最上川や出羽三山は句を詠んだ場所を実際に訪れてみたい。2023/01/14

月讀命

79
昨夏、奥州平泉を旅行し中尊寺金色堂など見てきました。平泉地方は都市化が進んでいないので、寺院や農村風景などは松尾芭蕉と同じ風景を見たのではないでしょうか。彼は、陸奥路で多くの秀歌を残しており、その代表作の『奥の細道』では紀行文とともに、真の風雅の誠を求めつつ、旅における俳句の世界を紹介しております。本書は、現代語訳、原文とともに振仮名付きで紹介しているので読みやすく、地図や写真などを多く載せているので、初心者にとっても理解しやすく構成されている。・・・・・・芭蕉は、国内よりも、海外で評価されているらしい。2011/08/20

ちゃちゃ

77
俳聖と称せられる芭蕉。46歳で門弟の曾良を伴い、深川の芭蕉庵を旅立ったのは陰暦3月の下旬(現在の5月中旬)。世俗の名利を捨て、隠者として漂泊の旅に生きる決意をする。簡潔で引き締まった文体に、旅情を含んだ詩趣あふれる文章は、時に軽妙に、時に哀切に旅路へといざなう。曾良の記した『随行日記』によると、実は創作を少なからず含んでいるという。「松島」の美観に言葉を失い、「平泉」の地で鎮魂の思いを深め、「立石寺」の静寂の中で不朽の名句を詠む。江戸元禄に生きた芭蕉の息づかいが時を超えて感じられ、その足跡を辿りたくなった2017/07/15

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