内容説明
「ジャズ・マガジン」を読みながら、レコードに耳を傾け、鉛筆片手にノートをとる。コーヒーのにおいとジャズの響きが、今日も気持ちをリラックスさせる。ビル・エヴァンスやシェリー・マン、ジョン・マクラグリンからナベサダまで、植草さんはこんなミュージシャンたちも大好きだった。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
59
1950年代から70年代にかけて雑誌「スィング・ジャーナル」に掲載されたエッセイからの抜粋。今回はバド・パウエルやデクスター・ゴードン、ビル・エバンスなどについて外国雑誌の記事などを引用して著者の思いも含めて書かれている。当時はネットがない中で外国の情報は雑誌や本といったメディアに頼る以外なかったのでジャズを聴くということはそれなりの苦労も多かったと思う。約60年前、レコード一枚が2500円から3000円していたらしく今なら一体どれくらいの金額なのか、それを惜しまず買っていた甚一さん、やっぱり凄い人だ。2016/10/05
shiaruvy
4
【2005.03.30 初版】JAZZ気狂いには堪らないお宝逸品!2017/12/30
王天上
3
音楽関係の本を読むとき、ほんとにユーチューブって便利だなあと思いますね。2014/12/06
oct
1
植草甚一の本を読んでいてまたまたビックリ。 まさか!あの、アンドレ・プレヴィンがジャズピアニストとして、それもかなり優秀なピアニストとして紹介されている。 エ!そんな馬鹿な! 同名異人だろうと調べてみると、アラアラ…シェリーマンやレイブラウントリオ(ピーターソン抜きの)とやっていて評価もなかなか高い! 彼がクラシックサイドの人で優秀なピアニストでありロンドン交響楽団他の指揮者としても評価が高く、そしてあの美しきムターのニックキ元旦であることぐらいしか知らなかった。 いやはや、勉強だ。2015/03/21
ゆりっぺ
0
2000年8月16日