内容説明
いい映画を見たときは、「映画館を出ると、とたんにみんなに吹聴したくなる。見てない人に早く見せたくなってくる。そう言うのが嬉しい。」と語る生粋の映画中毒者J・J。懐かしのマルクス兄弟をはじめ、半世紀にわたる映画とのつきあいを集成！
目次
１ グッド・オールド・デイズ（ワインの場面を思い出してみよう；一九二〇年代のアメリカとエンターテインメント ほか）
２ 試写室の男（試写室の男；一九四九年のある一か月、試写室で ほか）
３ 映画の余白に（デ・シーカが「ミラノの奇蹟」に似た映画を作ろうとした話；サドゥールの「世界映画史」 ほか）
４ いい映画を見に行こう（いい映画を見に行こう；ジャン・コクトーの「オルフェの遺言」を見ましょう ほか）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Saku
1
ビデオもＤＶＤも無い時代で、映画のシーンについて細かいところまで語れるのは、何度も見たのか、とても印象的だったのか。いろいろ触発されたので当時の映画も見たくなった。2011/03/14
ゆりっぺ
0
１９９９年４月２日
