内容説明
生まれ育った人形町界隈の思い出話から、若者の集まる新宿まで、変わりつづける街の表情から我らがJJ氏は何を読みとったのか__。半世紀以上にわたる東京とのつきあいや、親しい友人たちの姿を、独特の散歩術にのせて、いきいきと語りかける植草甚一自伝番外篇。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
moonanddai
4
「いまの東京」と「むかしの東京」と章立てしてますが、今から見るとどちらも「むかしの東京」W。懐かしかった。新宿駅を出て靖国通りを渡って歌舞伎町へ向かう時の高揚感…。そのころ(この本にも出てくるMウォルドロンと連れション(失礼)したんです、コマのトイレで…。オールナイトのジャズコンサートで、さっきまでピアノを弾いてたのに、休憩時間にそこ(って私の隣)いてビックリ。出演者用のトイレってなかったのでしょうか…、新宿ってそんなところでした。それにしても、池袋方面が出てなかったですねぇ。分かるような気もしますが…。2016/08/19
go
2
植草甚一の本はミステリーのを読んでみると意外と微妙で、こういう普通のエッセイが面白かったりする。色んなところに発表したのをまとめてくれてありがたい。2024/12/11
mamoo
0
1970年に書かれたエッセイに「新宿は2年前と較べてつまらなくなった」とある。60年代新宿のカルチャーは終わっていたらしい。2016/02/18
ゆたか
0
植草甚一を読むのはこれが初めて。60年代終わりから70年代初頭の東京散歩の様子が語られる。その当時の新宿を評して、今の新宿はつまらなくなった…なんて言われると、2010年代の今は一体何なのだろうかという気持ちになる。2013/10/04
susie
0
イラストレーション:山口マサル、写真:田辺幸雄。解説:木島始「自由人の原型」。月報21「ニューヨークへはじめて行く 植草甚一日記 1974年4月1日~4日」1977年12月2012/02/14
-
- 電子書籍
- 元尊~龍の飛翔~【タテヨミ】第3話 p…
-
- 電子書籍
- 伝説の国のプリンセス【分冊】 1巻 ハ…
-
- 電子書籍
- ようこそ実力至上主義の教室へ 2年生編…
-
- 電子書籍
- 暗闇童話集 曖憎版 第1話 あけてごら…
-
- 電子書籍
- 【単話版】恋した人は、妹の代わりに死ん…