内容説明
「バード」ことチャーリー・パーカーの生きざまと死にざま。それにまつわるジャズ・シーンとその時代。ジャンキー、麻薬密売人、ミュージシャンといった、さまざまな個性が織りなすストーリー。評論や批評を超えて自分だけの「空想の場」から投げかけるジャズ・エッセイ。植草さんの「ジャズへの喜び」が溢れる。
目次
1 アイ・リメンバー・バード(チャーリー・パーカーのレコードのことから;チャーリー・パーカーと仲間たちの話をしよう;アイ・リメンバー・バード ほか)
2 バードとかれの仲間たち(混乱の大傑作ジャズ・アット・マッセイ・ホールの実況盤について;「ロータスランドのヤードバード」というチャーリー・パーカーの思い出話にとりかかろう;バードを聴きに南カリフォルニアの雀があつまった ほか)
3 ソニー・ロリンズのモヒカン刈り(ロリンズが気持ちのいい意見を聞かせてくれる;ソニー・ロリンズを知ったよろこび;ソニー・ロリンズを聴いた人たちはどんなことをいったか ほか)