内容説明
本こそわが世界──生まれたときから本の虫だったみたいな植草さんの、きわめつけ本とつきあう法。古本屋めぐりの日録から洋雑誌の買い方、ペーパーバック談義、めずらしい本や美しい本についての話題など、書物をめぐる楽しいエッセイ満載!
目次
1 洋書捜しと古本屋(わが道はすべて古本屋に通ず;本の話だとすぐ古本屋歩きのことになる ほか)
2 おかしな本、おかしな人々(コレットとモナ・リザとエリア・カザンの話;おかしな世界には、おかしな人物がいつでも登場する ほか)
3 本から世界を見ると(クーデターがやりたければ誰にだってできるというので読んでみた;本や雑誌の記事から見ると)
4 文学に何が起こったか(ゴシック・ロマンの世界;ヨーロッパの文学を斜めに読んでみよう ほか)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
michel
20
★4.2。超かっこいい!私は洋書はあまり読まないのだが、なんだか読んでみたくなった。JJおじさん、好きだ。2019/04/20
マーク
5
30 読書に関するエッセイ。読書法、とのタイトルとは少し趣を異とする。原文でバリバリ読むんだ。現代欧米文学が殆どで敷居が高いかなぁ。4分の一くらい読了。2021/04/06
Saku
3
JJおじさんが語る本の買い方読み方。勉強になります。私も洋書のペーパーバックが読めるようになりたい。2011/03/16
e-monsoon
1
本との付き合い方や、本の買い方などが、とても面白かった。洋書についての箇所についてはさらりと読んでしまったけれど、洋書に手を出し始めたら、また読み直そうと思った本。2016/04/25
キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言
1
JJは十代の頃のカリスマでした。財布に余裕がなくてもっぱら図書館で借りて読んでいました。大人になったら、揃えたいと思っていました。復刊は嬉しかったけど、どこの本屋でもおいているわけではないのが、寂しい。ちくまあたりで文庫にしてくれないかしら…2010/12/15