内容説明
ミステリ・ファンにとっては、いまや幻の『クライム・クラブ』。JJ氏が監修し、米・英・仏の新作をいち早く紹介して、その意欲的編集で日本の推理界にも大きな影響を与えたのがこの双書だ。驚くべき精緻さで綴られた全巻の解説を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
moonanddai
2
植草さんのものすごい読書量を痛感させられました。私もミステリが「好き」ですが、さほどたくさん読んでいるというわけではありません。ここで紹介されている作品は戦前のいわゆる黄金時代と言われたときのものから、戦後50年代くらいまでの、英米仏の作品が文字通り「網羅」されているといってもいいくらいです。私が読んだのは、せいぜいJ・Jマリックやバリンジャー、Mギルバートなどくらい。当時はもちろんクイーンやクリスティといったメジャーな存在もあったのでしょうが、それには目もくれず、まさに植草さんの目で掘り出したものです。2016/10/06
kanamori
0
☆☆☆2014/12/25
ゆりっぺ
0
1999年10月18日