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内容説明
黒魔術を操る美少女・黒井ミサ。「エコエコアザラク」の呪文が響く時、街で、教室で、何かが起こる……。オカルトミステリーの金字塔がついに登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夜間飛行
47
「海底の舞踏会」は、海底で死体が踊る場面が幻想的で美しく、続く数編も、ミサが少年を魚に変えて救ったり、自ら海獣と化して悪を懲らしめるなど、海の魔女シリーズとでもいうべき話が続く。「スケバン潰滅作戦」では夜の体育館に級友を集めて裸にさせ、悪魔像を囲んで祈りを捧げる、と、翌朝、彼らはみな小さくなって鳥の悪魔といっしょにスケバンと戦うのだ。これらは夢を思わせる話だったが、大仏が怒って坊さんを改心させる民話調の話もある。この巻では海への憧れや怖れ、大小の変身譚など、幼時の夢や幻想を再発見するような愉しさがあった。2017/02/24
直人
2
今回は大物登場エピソードが多かったな。 恐竜とか大仏とか,果ては人間がミニサイズになったり。 恐竜──というか海獣はニュージーランドで発見されたウバザメの死体がUMAと騒がれた事件がベースになっていて,時代を感じさせた。 結構このコミックは時代ネタが多いね。2020/11/10