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内容説明
黒魔術を操る美少女・黒井ミサ。「エコエコアザラク」の呪文が響く時、街で、教室で、何かが起こる……。オカルトミステリーの金字塔がついに登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
夜間飛行
37
本巻のミサは好奇心と欲に駆られて馬鹿を重ねる女子中学生だ。飲酒をし、札束を見せる中年男に甘え、荒くれ者に強姦される空想をし、人前で「タマキン」を連呼する。「人を呪わば穴二つ」では魔女らしく人の生肝を抜き取るけれど、この話はどことなく生彩を欠いている。「逆転!サル回し」で、猿に逃げられしょんぼり去って行く猿回しは、ミサを制御できなくなった作者自身と重なって見えた。ただし魔女の力を圧倒するような思春期の力がミサには必要だったとも考えられる。ミサの溢れんばかりの生命力を描く事こそ作者の意図だったのかも知れない。2016/11/27
直人
1
そういやこの『エコエコアザラク』では「黒魔術」のことを「こくまじゅつ」ってルビ振るんだよね。 一般的には「くろまじゅつ」なんだろうけど。 今巻は,結構泣かせる話やいい話が多かった。 黒魔術を使うにしても,それは人を諫めたり懲らしめたりのもの。 厳密にいうと「黒魔術」ではないんだろうけどね。2020/10/23