週刊少年チャンピオン エコエコアザラク（18）

著者名：古賀新一

秋田書店（2013/06発売）

• ISBN：9784253033787

内容説明

黒魔術を操る美少女・黒井ミサ。「エコエコアザラク」の呪文が響く時、街で、教室で、何かが起こる……。オカルトミステリーの金字塔がついに登場！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[夜間飛行]

家事や育児をせず、最新ファッションに身を包んで街を歩く妻がマネキンに変身する（というか元々マネキンだった）話では、赤ん坊の顔がマネキンそっくりに描かれているシーンが怖かった。この巻のミサは占い稼業に精を出している。見料を百円しか払わないわがまま娘を殺人犯から守ったり、疲れたサラリーマンに大木を切り倒せと奇妙な忠告をしたり、凶悪な人相の男を殺して回る狂った占い師を警察に引き渡したり…。ミサは占い師としても優秀だけれど、彼女自身の何か運命的な力がそこに関与している。やはり本質は闇の力を操る魔女なのだろうなあ。

2018/02/27

[直人]

ラス前。 今巻にもコメディーシリーズはあるものの，他でもコメディタッチの話があったりするので差分がよく判らんのだが，まあいい（と許せてしまうのがこの作品の怖いところなのかもｗ）。 設定上，ミサは中学生ということになっているんだが，独り旅に出かけたり「こんな中学生いる？」みたいなところも多々だが，まあいい（と許せて……以下略ｗ）。

2021/01/22