週刊少年チャンピオン エコエコアザラク（11）

著者名：古賀新一

秋田書店（2013/06発売）

• ISBN：9784253033718

内容説明

黒魔術を操る美少女・黒井ミサ。「エコエコアザラク」の呪文が響く時、街で、教室で、何かが起こる……。オカルトミステリーの金字塔がついに登場！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[夜間飛行]

「目には目を」は夜ごと太鼓やシンバルを打ち鳴らすヤクザ親子の話。彼らは夜になると目の周りが黒ずんで悪魔の形相になる。その二人を懲らしめるためミサはライオンの面を被り、魔術で夜の道に電車を走らせる。「果たされた復讐」ではミサが胸乳露わに踊るのだが、これを見ると、巫女の力は凄いものだと感嘆せずにいられない。「変身した凶悪犯」は魔法手術で捨てた醜顔につきまとわれる男の話。グロテスクな身体の放つ強烈な魔性が凄まじかった。この巻では都会的なものと原始的なものの混じり合いに、魔術を取り入れた芸術作品を連想させられた。

2016/12/18

[直人]

ときどきミサは中学生らしからぬ言葉遣いをするんだな。 悪者を懲らしめる時とかに──ババアになる。 「ようく おぼえておきな！」とか「どうだい 黒魔術の威力を思い知ったか!?」とか。 いいんだけど，担当さん，ちゃんと直してあげようよｗ

2020/11/02