週刊少年チャンピオン エコエコアザラク（2）

著者名：古賀新一

秋田書店（2013/06発売）

• ISBN：9784253033626

内容説明

黒魔術を操る美少女・黒井ミサ。「エコエコアザラク」の呪文が響く時、街で、教室で、何かが起こる……。オカルトミステリーの金字塔がついに登場！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[夜間飛行]

不良と戦うミサを仲間達は見捨てる。ミサは自ら胸を刺し魔術で不良を殺してしまう。ミサはまた恋人同士の愛を強める魔術を頼まれるけれど、女の子がミサを疑って儀式の約束を破る…掟を破った者には死が待っているとも知らずに。こんな風にミサの周りには死が張り巡らされている。傷を受ければ受けるほど魔力は増し、人間としてどんなに優しくても相手を不幸にしてしまうのだ。ミサは人間の悪を傷としてわが身に引き受ける存在…いわば魔女狩り時代の不幸な魔女像を受け継いでいるといえるだろう。ミサの中の優しい魔女が育ち成熟する日を待ちたい。

2016/09/16

[阿輸迦]

黒井ミサはよく殴られるな

2022/05/05

[○○○ ○○]

登場人物が中学生ながらに真剣で斬りつけてくるわガソリンで燃やされるわ人形を頭からバリバリ食べるわ青春してるなって感じでとてもいいんじゃないですか？　主人公がおもむろに煙草吸う場面もあったけどホラーと不良というのはなかなか上手く噛み合うものがあるのかもしれない。あと時々微妙にツンデレ入ってるのが良い、ツンというか呪だけど

2019/09/11

[すみ]

無料期間だったからdlして読んだんですよ。面白い…こういう展開の話あんま読んだことないな。善人悪人関係なく、因果も応報もそれどころじゃなく、魔女と魔術に関わると死ぬ。かなり醜く死ぬ。ブレないミサさん。つよい。

2019/09/08

[直人]

ようやく黒井ミサの原型ができた感じ。 つまり黒魔術を使いはするけれどもイヤなヤツを懲らしめるというキャラ。 でね，一番驚いたのがあんた（誰？），ミサって中学生っていう設定なんだね。 読んでいた当時は彼女よりも歳下だったからなんとも思わなかったんだが，今になってみると老けた中学生ｗ

2020/09/13