出版社内容情報
地学は、自然科学のなかでも、とても幅広い内容をもつ学問です。地球の内部、地球の表面、地表を覆う大気、はるかな宇宙。そこには、地震、火山、台風、豪雨などの自然災害、毎日の天気など、身近な内容も含まれています。
そんな地学ですが、高校の地学で履修する人は少ないようで、地学の知識は中学レベルという人も多いようです。この本は、そんな人たちに向けて地学にまつわるとっておきの内容をまとめたものです。
具体的な項目としては、「アトランティス伝説の真実」「大量絶滅はどうして起こったか?」「ジェット気流が運んだ秘密兵器」「ガリレオが望遠鏡で見た宇宙」「月は地球のきょうだいだった?」など。
文庫化にあたり、「地球の内部はどうなっている?」「千葉にちなんだチバニアンという時代が誕生!」「生命はどのようにして地球上に生まれたか?」の3項目を新たに書き下ろしています。
ドラマチックでダイナミック、不思議がいっぱいの地球と宇宙のことがわかる本。
内容説明
不思議がいっぱい!地学が楽しくなる名講義。ドラマチックな地球と宇宙のはなし。
目次
1 ダイナミックな地球のはなし(アトランティス伝説の真実;世界はもともと一つだった?;アイスランドは地質学的宝庫 ほか)
2 知ると楽しい気象のはなし(お風呂の水を抜くと渦はどっち巻き?;台風はなぜ八月と九月に多い?;夕焼けがきれいなら明日は晴れる? ほか)
3 やっぱりふしぎな宇宙のはなし(地球が宇宙の中心だった!?;ガリレオが望遠鏡で見た宇宙;宇宙の誕生と元素の合成 ほか)
著者等紹介
左巻健男[サマキタケオ]
東京大学非常勤講師(理科教育法)。1949年生まれ。栃木県出身。千葉大学教育学部(理科)卒業。東京学芸大学大学院修士課程修了(物理化学・科学教育)。中学・高校の理科教諭を26年間務めた後、京都工芸繊維大学教授、同志社女子大学教授、法政大学教授を歴任。2019年より現職。専門は理科教育(科学教育)・科学啓発(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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