内容説明
女皇の世界殲滅宣言により、恐怖に晒された人間達は行き抜くためにそれぞれの戦いを始める。女皇・雛の君はラエスリールに窮地に追い込まれた時の脅威が脳裏から離れない。その強大さへの嫉妬・恐怖・憎悪。足掻きながら反撃を模索する彼女の前に緋陵姫が現れ、意味深な言葉を吐く。「私が知る真実をすべてお聞かせするために参りました」と。その真実とは。そしてラスと再び相対する日は?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
べべっち
7
やっと次から最終決戦ですか…うーんこの調子だとあと10巻くらいは軽く続くんじゃないかと不安になってきた(;´д`)でも買ってしまうんだろうなぁ…2015/03/08
Norico
6
人間と魔性の闘い。ラスと女皇の再戦の始まり2022/06/01
鳩羽
4
雛の君に、自らの目で見て判断してほしいと願う緋陵姫は、乱華と別れ雛の君のもとへと赴いた。そこで醜い人間の振る舞いだけでなく、気高い人間の振る舞い、そしてそれを助ける魔性の姿を雛の君に見せる。しかし、緋陵姫と世界を回る案は却下され、ラスとの再戦が始まった。…やっと戦いがまた始まったけど、ラスが不利な感じ。力が全て、美しさが全ての世界だけど、それは変えられないわけではない。そんなことが、世界を生きる一つ一つの命に問いかけられる。2020/02/16
よみにゃん子
4
鬱金の暁闇も気がつけば21。随分出たなあと本棚を眺め、終わりに向かってるのか…としみじみしてしまいました。焦らされまくってここまで来たけれど、終わりと言われて悲しくなるのは、やっぱりラスが闇主が破妖が大好きだから。とはいえまだまだまだまだ長いこと続きそうなので、首をどこまでも長くして最後までついていきます。いろいろな魔性・人が成長を見せた今回。成長の末、心の変化の末に魔性達が取る行動は。窮地の人間は輝きを見せることができるのか。またシスコン乱華君が乱入しないだろうかとドキドキしつつ(笑)次巻を待ちます。2014/09/08
シュウ
3
再び決戦始まり。2018/07/03