内容説明
「あれの選択は、間違っている」だから、正すのだ――。目の前の、ラエスリールにそっくりの女がそう言った。戦うことを選んだがゆえに、いつも傷ついていた少女、ラス。彼女のまわりには、巧妙かつ危険な罠が仕掛けられ、じりじりと絞られる。ようやくもどった破妖の名刀・紅蓮姫(ぐれんき)を手に、ラスは窮地から逃れられるか? 新しく破妖剣士となった美女・ウルガのねらいは?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みきっち
5
紅蓮姫と共に戦うラスが相変わらず痛々しくて、辛い。やーもー、こんな強い相手ばかり出てくるの反則じゃね?って思うほど、相手方が強すぎる。 乱華の気持ちがまた重くって、拗らせ具合が半端ない。 それでもって、自分のしたいようにするだけの力があるものだからタチが悪いというか。 あとはあの、赤い人、超怖い。。 茅菜がこれからどう絡んでくるのか読めなくて、ちょっと楽しみ。2022/12/04
シュウ
5
ラスもだけど、セスランもどうなってしまうのか。2017/08/09
香穂
5
金髪の重度のシスコンボーヤがやってくれたよ!今回はウルガ姉さんとザハトコンビの方が主役二人よりも目立っていたかも…?いい加減赤い人も目を覚ましてもらいたいなーラスとの再会はいつになるだろう。とりあえずキャラそれぞれが、自分のしたいように行動しているからどう収束するのか見当がつかない。2011/02/28
さおり
3
破妖の剣シリーズは好きなのだけど、このあたりから確か、あの人だとか、かの者だとかが多く出てくるようになり、誰のこと?と考えながら読まなくてはいけなかった気がする。結局誰かわからないまま読み終わってしまったり…誰が誰のことを言ってるの?みたいな。私の読解力の問題かもしれないけど。2024/03/05
ぽに
3
再読。セスランがあの人に玩具にされひたすら傷つけられる。痛い…2023/01/21