内容説明
全魔性の新たな女皇「雛の君」は、現世界を完全に破壊し、次に創造する世界に人間は存在させないと断言した。それを阻止するため、永い眠りから目覚めた破妖剣士・ラスは雛の君と対峙しようとする。だがその時、ラスの弟・リーダイルの身体に宿った父――金の妖主「王蜜の君」が二人の前に現れて…！ ラスは実父と闘わなければならないのか…？ 残酷すぎる運命に立ち向かったラスは…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
べべっち
9
【図書館】なかなか進まない…まとめて読んでるからいいんですが、このペースで新刊待つのはつらいなぁ～2015/03/01
鳩羽
7
魔性達の女皇の相対するラスの前に立ち塞がったのは、父である王蜜の妖主だった。どれほどの決意も、父親の無関心の前では容易く崩れてしまうラスを、スラヴィエーラは一喝するが…。リーダイルの姿で現れた王蜜の妖主に、人間で好きなように遊べと宣言した雛の君。前巻から数秒くらいしか時間経過してない気がするけど大丈夫か。人間側がどう頑張っても勝ち目がないのではないかと心配ではあるが、誰も諦めていない感じで次巻へ。番外編の、紫紺の妖主と彩糸の出会い編を読むと、やはり紫紺の妖主は憎めない気がしてしまう。2020/01/27
めぐみこ
7
とりあえずスラヴィエーラが格好よかった。金パパにもラスにも、よくぞ言ってくれた。特にラスの卑屈さは苦手だったからスッとした。焦らしたわりに邪羅の出番が少なくて残念。現城長さんがどんどん不憫キャラになってゆくなぁ。他はえーっと…本筋あんまり進展なかったような…？１年１冊のスローペースでもよいので、もっと中身のギュッと詰まった話が読みたい。2012/02/01
みきっち
6
前巻で物語が動き始めたと思ったけど、やっぱり進みはゆっくりのようだ。 金の君登場で、どうなることか…。戦えないでしょ。ラスは。2022/12/15
Norico
6
ついに王蜜の君が登場。番外編は紫紺の君と彩糸の出会い。本編もっと進んで欲しい…2022/05/31
