内容説明
息子・乱華をかばって自らの生に終止符を打った王蜜の君…そして、「わたしはあなたと逝く」と言って、その魂に寄り添う母チェリク…この世で最強だった…そしてラスが愛した人たちは消えてしまった。しかし残されたラスに涙を拭く時間はない。目の前に立ちはだかる女皇とただ闘うのみなのだが……!? か弱き人間に少しでも生きながらえる可能性がある限り…その手で世界を抱きしめろ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ネムコ
11
1時間で読了。たぶん登録したら200ページくらい読んだことになるのだろうが、実質、小説は130ページそこそこなのだ。まあおまけのコミックはちゃんと原作のキャラを下敷きにした感じで、同人誌的には楽しめた。イラストレーターさんたちの寄せ書きも麗しかったけど‥‥(タメ息)。やっぱり、あとがきで「次回最終巻!」の文字がなかったのが一番堪えたかな。2013/11/01
ことり
7
総て相変わらずです。一年に一冊で良いです。文字がある程度小さくて、行間が詰まっていて、変なおまけがついていなくって、今のシリーズを三冊束ねて多様な濃い本が欲しいです。読み続けているのは最早意地でしかない2013/11/17
Norico
6
闇主はどんな未来をみてるのかな?2022/06/01
鳩羽
5
王蜜の妖主の力を引き継ぎ、戦うラス。父を馬鹿にされ、怒りのままに力を昂らせていくラスはとうとう女皇を圧倒する。一方、世界の方では、人間を救ってもいいか様子見をしている魔性もいた。…そもそも魔性と人間の関わりにおいて、人間が魔性をより悪くした?ことが以前語られていたように、単純な善悪では語れない感じになってきた。せっかくふっきれたラスなのに、次巻ではまた赤男に心をかき乱されるんだろうな〜と思うと可愛そう。2020/02/03
凍矢
5
遂にラスが本気になったところでの、闇主さんの介入があり、又しても、持ち越した女皇との戦いですが。長いよ!どんだけ葛藤しまくるんだよ、皆。にしても、最近、紅蓮姫の登場が全然ないと思うのですが。良いのだろうか?2016/01/16