内容説明
現「紅蓮姫」(ぐれんき)の使い手アーゼンターラと紫紺の妖主の闘いに決着がつこうとしていたその時…蜜里(みつり)の黄玉に封じられていたラスの意識が遂に解放された! 死闘に耐える少女の姿を目にしたラスのなかで蘇る漆黒の記憶とは…!? 浮城にて真の目覚めを迎え、完全復活を遂げたラスは、息つく間もなく璃岩城に向かう。ラス、肉体をもって本格参戦! 大人気ファンタジーの新伝説がここに刻まれる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鳩羽
8
紫紺の妖主との戦いで、ターラの護り手・蜜里は金色の宝珠に手をつける。そのことがきっかけとなり、ラスの魂は身体に戻り、完全に目覚めることとなる。紫紺の妖主が倒れ、破壊の鍵は完成した。第六の妖主の思惑を、ラスはようやく知ることになる。…時系列が行き来するが、総じて謎がスッキリする巻だった。王蜜の妖主の存在の仕方みたいなものが、哀しい。自己犠牲はいけないと前向きになれたラスが、さらに強くなりそうで超期待。2020/01/25
シュウ
7
引っ掛かっていた部分の謎の幾つか判明。雛の君の宣言はどう影響を及ぼして行くのか。2018/04/08
Norico
6
ラス完全復活!なのに…ターラはどうなるの?2022/05/31
凍矢
6
まさかの紫紺の妖主の結末に驚きました!新たな雛の君の企みがどんどん明らかになってきて、少々身震いしてしまいました。ラスがようやく復活したというのに。紅蓮姫が、浮気?してるからなぁー、今は。2015/07/22
龍
6
話は進んでいるんだけど、うーん…。売り方が汚い…。この薄さに500円↑とか、ないわー。(・ω・`) 2~3冊まとめて一冊にしてくれないのかしらん。 そんでもって文章が洗練されてないというか…。間の取り方が気持ち良くない…。それでも続き気になるから読んじゃうんですけどネー…。2011/08/05