内容説明
紫紺の妖主の部下の妖貴・佳瑠と、ラエスリールとの死闘が始まった。紅蓮姫(ぐれんき)をふるって戦うが、護り手のいないラスは押され気味だ。血まみれになって、力尽きようとしたとき、彼女をかばったのは邪羅(ザハト)だった。だが、ラスは今こそ闇主(あんしゅ)の名を呼んだ。「わたしの護り手は、おまえだから…」万感の思いを胸に言葉につまるラスに、闇主は応えた――長い、長い、口づけで!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
紫鈴
15
1番の見せ場はやはりラスが闇主に癇癪を起こすところでしょう。瀕死の怪我といいながらのじゃれ合いに(結構余裕じゃないか)とツッコミ入れたくなる。リーヴシェランとザハトの掛け合いは長すぎ。ラスト、あの2人がいながら何故あんな事になったのか...呆気なさすぎて目が点。☆4
べべっち
6
再読。ぐるぐる解消。何度読んでも最後は痛い…2015/03/13
シュウ
5
ラス、またもひどい目に遭っている。闇主のブレは吹っ切れたみたいだけど、通じているわけではないのね。2017/07/03
凍矢
5
又しても詰め込みすぎー。しかも、気になる終わり方をして。主人公の弟は、やばいことしでかすし。どうなっているんだー!?と言う感じの後編でした。読むのは楽しいんだけど。たまに苛立ちを感じてしまうのさ。そうして、紅の君は、どうなるのかなー?2013/08/09
みどり
4
前編に引き続き、あっさり読了ほんと。好きだったシリーズなだけにどんどん読み進めます。でも、最新刊までまだまだ20冊以上…。揃えて、読み終わるまでどのくらい掛かるやら。闇主さん、自分の本当の気持ちに向き合えて良かったね。2013/09/28