内容説明
自分は世界を破滅させるための鍵として創造主により作り出されたものだと思い知らされる燦華(さんげ)。世界を統べる者ではないという真実を突きつけられ絶望の淵に。ラスは創造主の横暴さに怒りながらも、この世界を決して終わらせないと強く決意する。女皇から退く意志を自ら固める燦華。しかし、腐食の泥闇は、その目的の完遂のために燦華の撤退を拒絶し、その果てに?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュウ
7
泥闇は雛の君でが大切ならば、他の方法を模索すべきだったね。2018/08/25
鳩羽
6
泥闇を倒す手段を見つけ出し、女皇・散華を取り戻すために紅蓮姫をふるうラス。散華を大事に思うより、自らの執着を重視した泥闇はラスに勝てるはずもなかった。…かけられる言葉のよしあしで変化した箱庭の話なのだから、信仰が泥闇に効力をもたらしてもさほど不思議はないのも当然か。闇主の嫌われっぷりがいっそ清々しいくらいだった。2020/03/20
さおり
5
改めて思うけど、心理描写が多すぎる。ほぼ半分くらい、泥闇の心理描写じゃないかな。2025/02/07
べべっち
5
文字数が少ない(T^T)早く次出ないかなぁ~2016/12/27
陸抗
4
ラスと泥闇の戦い。ラストのひきは、何となく予想が出来てるので、驚かないと思う。2016/12/03