内容説明
悲劇は起こった。暴走する破妖刀「紅蓮姫(ぐれんき)」から周囲の者を守るため、ラエスリールは自らの身体で刃を受けたのだ。彼女の身体から、命が、魂の気配が消えていく…。彼女のために用意された罠。仕掛けた者たちが勝利したのか? ラスの自刃は大きな波紋となって隅々にまで広がっていった――。深紅の護り手はどこに? 物語は一直線にむかっていく。さらなる悲劇に? それとも――。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぽに
4
再読。沈んでいく浮城。どんどん力が強くなる茅菜。想いの在るところ。2023/01/21
シュウ
4
思いがけずさる妖主が気まぐれを起こしたり等々でラス復活。以前に比べれば、ラスは逞しくなっている。しかし、闇主はどうなるのかしら。2017/09/09
香穂
4
衝撃の前回ラストからどうなるんだ…と思いながら読み進めていったが、予測のつかないことばかり起きて状況は二転三転…面白かった。最後の再会は素直に喜んでいいのかなぁ。2011/03/06
みきっち
3
すごいな。魔性の気まぐれゆえに、危機に陥いるのに、また別の気まぐれが救いにつながったりするのね。とりあえず、生きてて良かった。2022/12/06
Norico
3
ラス復活で一安心。。金の妖主は謎に満ちすぎ2022/05/31