内容説明
思いがけない父との再会――そこに親愛の情は、全くなかった…!? 衝撃の事実に動けなくなってたラスに発破をかけたスラヴィは新しい、魔性の女皇「雛の君」の逆鱗に触れて…? 世界の終わりを宣言した「雛の君」の「許可」をもらったラスの父・王蜜の君は、遂に世界の破壊の引き金を引こうとするのか!? 「人間は悲しき玩具ではない…!」過酷な宿命の先に希望の光は見えるのか――!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
鳩羽
6
魔性が人間で遊び始めるのに備えて、浮城ではかつての捕縛師魅縛師達に連絡を取っていた。一方、王蜜の妖主に異界に連れてこられたラスは、父の手からターラの命を取り戻すべく戦うが、まったく歯が立たないでいた。…親子対決だが、単純に殺し合うというより娘の成長を促すような気配もあり。なんだかんだで、最後のふんぎりが闇主になったところが成長したねぇとしみじみする。2020/01/28
Norico
5
この一冊は、時間にしたら数時間分?王蜜の君は愛情表現が不器用なんだろうなぁ。マンスラムはチェリクに会えないのかな。リーヴシェランとザハトはどうなってるの??2022/05/31
シュウ
4
つまりは父は本音を隠して、娘を強くする為、戦いを仕掛けたということ?2018/04/20
凍矢
4
相変わらずの気になり方で、終わり、又しても、読者泣かせな展開に。ラスと父親さんとのやりとりで、今後のことが気になります。にしても、ラスには、酷な話になってきたようですね。今回、闇主さんは、お休みですか。そうですか。2015/12/28
みかん@道北民
2
お風呂にて読了。ちょっと進んだかも。少なくともバトルシーン入ってるしねw周辺がじわじわと中心に寄ってきているようで、いよいよ大詰めーて感じがしてきました。まぁこれからまだまだ雛の君との対決もあるんだけどね・・・。でも合間に闇主とのイチャイチャ見たいなぁ~w2012/05/10