内容説明
穢禍(あいか)。それは世界を完全なる終焉に導くため創造主により産み出された怪物。あらゆる物を侵食し、増殖する“腐食の泥闇”。その脅威から一旦は逃れたラスだが、女皇との最後の戦いは場所を変え、恐るべき穢禍の“海”の上で再開することに? 一方、穢禍は分裂と融合を繰り返し、世界中に飛散。生きとし生ける者はその魔の手から逃れるための壮絶な地獄絵図の主役と化さねばならなかった…!!
目次
第七十三章 化外の森
第七十四章 闇にさまよい
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
シュウ
6
浮城も情報が集まりつつあるなら、どうにかなるかな。無言のまま張り付いている闇主、怖い。2018/07/30
鳩羽
5
地上に落ちた穢禍の一部は、人を乗っとり餌を漁ることを覚えていた。それに対応するために向かったセスランは、長年の知識で魔性と共存してきた人間の土地を知り、穢禍への対処のヒントを掴む。切羽詰まって手当たり次第の闇主が面白いが、相変わらず何も進んでない感じ。ラスと女皇が協力して、穢禍の本体から脱出しようと頑張っているうちに友情が芽生えるパターンか。2020/03/01
陸抗
5
少女が父親の事を怖がるシーンが延々続き、だれてきた。表現を変えてあれば、また印象も違ったんだろうけど…。相変わらずの、亀の歩み。2015/12/30
よみにゃん子
3
今回は笑顔魔神セスラン(それとちょっと邪羅)満載の180ページでした。白煉よりも穢禍を滅する方法について比較的素早く気が付き理解できたのは、恐らく彼が人間だからでしょうね。祈り信仰する人間。方や自身こそ絶対、力あるものこそ信じるものとする魔性。穢禍討伐に至っては人間が少しだけ勝るものを持っているように思えます。さて、気になるラスと雛の君も少しだけ登場しました。一時休戦となった彼女たちがこの先どんなものを見せてくれるのか楽しみです。それからあの人に無言の圧力をかけられるお疲れモードのターラの命運やいかに!?2019/10/01
セイ
3
破妖の剣の、…何冊目だろ?何冊目かです。薄ーい厚みでガンガン巻数が進みますが、話は中々進んでいかずじれったいです。せめて1冊目の頃の厚み希望。1ページの文字数も当初に比べたら大分減っておりますし。 内容の感想は、また次巻で。今回はさほど誰も活躍してないしね。2017/02/08
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