内容説明
完全復活を遂げたラスが、生身で本格参戦! 人類の未来を左右する、聖戦の火蓋が切られた! ターラと紫紺の妖主の闘いにより「破壊の鍵」を手に入れた雛の君の、残酷な宣言が高らかに響きわたる。「急ぎなさい、人間で遊びたいなら。わたしが次に築く新しい世界に、人間が生まれることはないのだから!」ラスvs.雛の君! ラスは全魔性の新女王の無慈悲な謀略にどう挑み、どう闘うのか…!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ことり
7
今日amazonnから届いて大急ぎで読んだ。なんだかテンポが悪くなっていて煮過ぎたシチューのようなしつこい味わいになっているのが残念だ。 作者が大風呂敷を広げ過ぎて伏線の回収だけで手いっぱいになっているような感じがする。結局一冊の文庫本で進んだストーリーはほんのわずか。今北産業で収められそうな量だ。鬱金は何巻まで続くんだろうとちょっとうんざり。それでも破妖が好きな自分にかなりうんざり。前田珠子先生、がつがつ書いて行ってください。ちゃんと書いてくれるものだと信じていますよ。2011/11/09
宮城
6
また終わらない。もういっそ編集部は作者に一筆書かせて1年以内にでも完結させるべきだと思うくらいに進まない。そして短編との抱き合わせかよ…な1冊です。 ラスの手って。傷だらけなんだ?お風呂入ったりすると浮かぶとかってあったとは思うけど。みてわかるほどの傷だらけ? それとなんとなくイラスト慣れてきたかなぁとは思うが。やはり厦門さんの絵が一番しっくりくるんだよなぁ。この作品。いっそイラストなしでもいいかもしれない。そのほうが発行早くなるならそうしてほしい(苦笑)2011/11/15
葉月S
6
相変わらず亀の動き。世界についての設定開示が少々。やっとラスと雛の君が対峙してさあ終わり。で、本の3分の1がまた短編。最悪。どなたかも書かれていたけど、本当にぼったくり。もう意地で買ってますが。いい加減書き溜めて出して欲しい。今回程度のページ数で本編のみではないというのはおかしい。作者さんもそうだけど、これで出版OK出すほうも問題あり。2011/11/07
あかる
6
箇条書き3行か5行くらいで纏められる本編+この巻の約1/3を占める「テンプレ化した外伝」=薄い本、で530円も取るのはボッタクリだと思う。もう買うのは止めて立ち読みにしようかと。2011/11/07
kiku33
5
ちょっと~!なんていいところで終わるの。いよいよ生身のラスがガチバトルというところで~といいつつも外伝もなかなか面白い。変わらず、回りくどい表現なところはありますが、変わらずの安定感?といったところでしょうか。しかし、このシリーズこそ長期モノはそうしらない…。これで山場の氷山の一角なの?2012/04/07