内容説明
ガンダル・アルスの中心に浮かぶ浮城の結界近く。破妖剣士ラエスリールの前に、突然、凄絶なまでの美貌の青年が出現した。問うまでもなく、上級魔性である妖貴であるのは明らか。謎の青年は、ラスに禍々しいまでに赤い柘榴の実を手渡して、消えた。その話を知った護り手・闇主(あんしゅ)には、いつになく不審の色が走った。そしてさらに、柘榴を手にした少女妖貴の桜妃がラスの前に現れた!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
べべっち
8
再読。二人の出会い編(回想だけど)出会いの場面好きだなぁ~これの前に外伝があったらしいけど、飛ばしちゃいました(^-^;2015/03/11
紫鈴
7
自分の主が好きすぎる妖貴たちが、闇主を取り戻すために暴走する。闇主とラスの出会った経緯と、約束の詳細。今回、今までに遭った傷の全てを追体験+α。いや、ラス…ハーフとはいえ超人過ぎ、普通の人なら即ショック死だって。気まぐれに人間を殺す妖鬼や妖貴たちと違い、九具楽と桜妃、闇主それぞれの想いが哀しすぎる。☆4
ぽに
6
再読。ラスの幼少期、闇主との出会い、決別。闇主好きだーー2023/01/16
シュウ
6
ラスと闇主の出逢いが明らかに。闇主今と以前とは違っている。今後どうなっていくのか。2017/06/11
みきっち
4
闇主との出会いの話と九具楽と桜妃との戦いの話。相変わらず、戦いがしんどい。もう痛くて、見てられない。リーダイルが出てこないのが、救いな感じ。 出会いの話もとても良かったし、父上との別れのシーンが良かったなー。ラス、思い出せて良かった。2022/11/30