内容説明
世界の覇権を賭けた死闘は続く。ラスは遂に女皇の心臓に破妖刀を突き立てる。それでもなお不敵な笑みを浮かべる女皇。だが、その瞬間に、彼女の口から得体の知れない物体が滴り落ちてしまう。その蠢く謎の物体を見た女皇は自分の体を蝕み変化させているのは、目前の仇敵だとして、さらに憎悪の炎を燃やす。一方、謎の物体はラスにある危険を感じ、その体を丸ごと呑み込んでしまうのだが。
目次
第七十一章 眩き焔翼
第七十二章 腐食の泥闇
あとがき
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
べべっち
10
今回も薄いし文字少ないし(T^T)帯で当分終わらないことは良くわかってしまった(;´д`)2015/10/18
陸抗
9
帯の煽り文句「クライマックスは終わらない!!」を見て、買うのを止めようかと悩んだ。もう、終わってくれて、いいですよ?今回は、白の人のレベルアップと、闇主のお願いが見所かな。もう、残りはプロットだけで一冊にまとめて、終わってくれてもいいな。2015/10/07
鳩羽
8
女皇の傷から噴出した泥闇に魔力は効かないが、白焔の妖主は自ら考えて対処法を見出した。しかし、とりこぼした一滴が世界に落下してしまい、人間世界は突如対抗することのできない存在に晒される。一方、ラスを泥闇の本体に奪われた闇主は、怒り狂いながら乱華と緋陵姫に助力を乞うのだった。…人間、まじ頑張ってという展開。昔ながらのキャラが、なんだかんだと絡むのが楽しい。2020/03/01
エリー
8
帯の「クライマックスは終わらない~怒濤のエンドレスバトル!~」って、完全にネタだと思った。ほんとにエンドレス。あと何冊で完結かなぁ。2015/10/11
Norico
7
白焔の君、人にも厳しいが自分にも厳しい。2022/06/01