- ホーム
- > 電子書籍
- > 絵本・児童書・YA・学習
内容説明
サンショウの葉っぱの小さな卵から生まれた小さな幼虫は、鳥の糞のような白黒もようから緑のイモムシに変身。敵が近づくと、ニューッとにおいの角を出す。やがて大きくて美しいアゲハチョウになります。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アナーキー靴下
75
実家に柑橘の木があったのでアゲハは身近な存在で、幼い頃に飼育方法付きの本を買って貰い、何度か羽化させたりした。生き物を飼うというのは自分の管理下で死なせることが基本の終着点だけど、羽化したアゲハは野に放つ。システマチックな成長と別れは魅力的な体験だった。しかし私のアゲハとの関わりは通り一遍の飼育でしかなく、過齢幼虫に関する研究結果をネットで見つけた時、とにかく驚いた。何しろ「シゼコン」というサイト、中学生の研究なのだ。この絵本の説明しすぎないところはそういう探究心の醸成に繋がりそうで好感。糞計測も良いね!2022/06/24
yumiha
26
うっとこではただ今3匹のサナギが冬眠中。冬眠の途中で死んだりしないのか?いつ頃羽化するのか?を知りたいと思って手に取った。でも、夏に羽化して飛び去って、写真絵本は終わった。これでは分からへんままやん(>_<)でも、スゴイと思ったのは、孵化してから前蛹になるまでの幼虫の日々の毎日のウンコの大きさと数を丹念に記録したページ!!いやはや、なんちゅう根気!2015/12/24
にゃんた
23
今年庭の柚子の木に幼虫を見つけ、連れ帰り育てアゲハ三昧の夏を過ごしたのでその記念に購入。庭の木で卵を産みつけるとこから卵、幼虫、蛹、羽化と全てを見守ったけど、それが大きく美しい写真でわかりやすく載っている。 アゲハの成長記録で幼虫の間のうんこの数を数えてた!それは思いつかなかったわ!すごい目の付け所(笑)! 2021/10/17
ツキノ
13
【黒→緑】2013年9月発行。第2期スタート。安田守写真。卵が変わっていく様子、最初は黒っぽい幼虫がたまごのからを食べる姿も写されている。危険を感じると頭の先からにゅっと出すつのとにおい。この時期、とりのうんちに見間違える。生まれて2週間、4回目の皮を脱ぐと鮮やかな緑色に。はっぱとまぎれる色。成長の記録としてのうんちの写真が凄い!【93】2024/03/29
いっちゃん
13
幼虫はさすがに気持ち悪いし、直視できない。けど、あんなにきれいな蝶になるんやもんね。不思議。2016/07/05