TOKUMA COMICS めしばな刑事タチバナ（46）[こしつぶ捜査線]

著者名：坂戸佐兵衛/旅井とり

徳間書店（2022/06発売）

• ISBN：9784197806515

内容説明

『週刊アサヒ芸能』大好評連載中の大ヒットグルメマンガ『めしばな刑事タチバナ』第46弾「こしつぶ捜査線」。
日本には、あんこ文化というどでかい大地が広がっている。そのあんこは、こしあんとつぶあんに分類されるが、立花はそのどちら派なのかを同僚から問い詰められた。
あんこは東がこしあん派、西がつぶあん派といわれ、また、日本人の6割がつぶあん派で4割がこしあん派といわれている。そんな悩ましい2択を、あんぱん、あんみつ、しるこ、あんまん、たい焼き等々、実際のブツを通して立花に迫る表題作。
ほかに、メロン革命の瞬間を目撃し、カレーを食べないカレージャンキーに驚愕し、牛丼屋の無料みそ汁に感謝し、麻婆麺作りの王道を説く、怒涛感動の12編46巻!!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[ホークス]

2022年刊。大衆グルメうんちく漫画。『無料みそ汁』は、挑戦的なメニューを出す松屋の話。無料のみそ汁は、「新奇な味をリセットしてしまう余計者」なのか「壮大な食の冒険のエンドロール」なのか。どうでも良い議論だから面白い。半分を占める『こしつぶ捜査線』は餡子の話。あんぱんは微妙にこし餡が主流扱い。和菓子・甘味では、ファミレスの甘味や缶入りしるこがほとんどつぶ餡。日本人全体では6割がつぶ派で東日本がこし派、西日本がつぶ派。コンビニのあんまんはハッキリ東西で分けている。私はどっちも好き。

2025/07/15

[本木英朗]

この巻の半分以上を占める「こしつぶ捜査線」は、五島と村中が、立花に向かって「いったいこしあんと「つぶあん、どっちがあなたの答えなんですか！」という話から始まるのだが、とにかくどっちでもいいのよね、俺的には。立花たちもそう思っているしねえ、うんうん。……その他にもいろいろある46巻でした。ではでは、また！！

2024/04/19

[ジロリン]

〈キノコ・タケノコ論争〉並に「アルマゲドンまで続く争いになりそうな禁じ手〈つぶあん・こしあん論争〉が勃発！…なのだが、こんなに地方性があるモノだとは知らなかった。コンビニのアンマンが東日本と西日本で明らかに違うなんて！さらに〈鯛焼きの餡〉〈回転焼きの餡〉で餡子と生地の相性にまで言及…色々と勉強になります♪

2022/07/22

[KUU]

あんこの話なげー。しかも、白あんとか他のあんこスルーでこれですからね。とはいえ、つぶかこしかだけでも地域で分かれてるってだけではないのが分かって面白かった

2022/09/15

[武野 踊]

#めしばな刑事タチバナ 46 こしあんかつぶあんか論争。これは大戦争の予感と思っていたら本当に大戦争だった。ちなみに私は粒あん派です。

2023/02/01