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内容説明
警視庁城西署刑事課に転属してきた立花刑事。風采のあがらないオヤジだが、実は本庁に籍を置いたこともあるエリートで、食についての知識は群を抜く。通称「めしばな」と呼ばれる変わりダネだ。捜査や取調べに得意の知識と情報を生かして事件の真相に迫る。
最新第27巻のテーマは、「大江戸すぺしゃる!」。城西署の面々が花のお江戸に現れた! 浪人あがりの岡っ引き橘(たちばな)が、江戸の美味をしょっ引きまくる、12編の大江戸めしばな祭り! 二八そばに、天ぷらに舌鼓を打ち、棒手振りの納豆に感動し、薬喰いを、豆腐百珍を実践し、焼き芋やお茶で人生を知る。日本の外食文化のルーツ=江戸めしに迫る、大江戸特別編、面白三昧です! 乞うご期待!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ジロリン
14
「ネタ切れ!」とか、あまり評判は良くないようですが、ワタシはけっこう好き。江戸時代の食を現代のそれに(かなり無理やりにw)見立てるギャグ?が楽しい。特に本編での「早川さん」キャラであろうと思われる男が、当時なんとか手に入る食材(どこまで本当か知らんがw)で”カレーもどき”を創作しちゃうエピソードは面白かった♪ 落語「長屋の花見」を思い出した。ずっとコレをやられたら辛いかもしれないが、”息抜き”としてはよろしいのでは…もしかして”終了”の前触れなのかも知れんがw2017/11/09
本木英朗
13
この巻は丸ごと全部、江戸時代(たぶん幕末かな)の話である。タチバナ、韮助をはじめ、志波、おえりたちがそれぞれ話をするのだ。俺はやっぱり、今回はおえりとお千代の二人が「海老豆腐」をつくるって話が最高だよ。まあ、他のもみんなよかったけどね。……ではでは、28巻に続く。2020/08/04
柊龍司@中四国読メの会&読メ旅&読食コミュ参加中
10
いつもの食ネタから離れて江戸でのスピンオフ。と思ったら、やっぱりいつもの食ネタに見える。これは、年一度のペースで江戸編を恒例化しても行けるような気がします。そして、適当なルーツを作って世にルフしてもらいたい2017/12/23
シーナ@食べ物漫画好き
9
27冊目 大江戸スペシャルとは… 何かラズウェル細木作品みたいな内容。二八蕎麦問題も良いなぁ。豆腐百珍の海老豆腐の辛味大根バージョン。相変わらず薀蓄満載で良いんだけどジャンクフード有名チェーン飯が無くてイマイチ
gelatin
8
★★★(★) これはこれでまあいいけど、という江戸もの。登場人物たちが「職場の同僚」じゃなくなっちゃうのが残念なんだよなぁ。江戸時代は食品製造と流通が今よりだいぶシンプルなので蘊蓄の余地があまりないというのがよくわかる。現代の我々がいかに過剰かがわかるというかね。パラレルものはけっこう好きなので、頻度を下げて継続方向でお願いしたい所存です。2017/11/02