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内容説明
警視庁城西署刑事課に転属してきた立花刑事。風采のあがらないオヤジだが、実は本庁に籍を置いたこともあるエリートで、食についての知識は群を抜く。通称「めしばな」と呼ばれる変わりダネだ。捜査や取調べに得意の知識と情報を生かして事件の真相に迫る。
第20巻は「ソース広域捜査」編。世の中には2種類の人間がいる――「コロッケにかけるソースなんてどうでもいい」って人間と、「そこは本気(マジ)だぜ」って人間だ! 刑事課の重鎮・源さんの娘さんのために、「コロッケに合うソースを考える会」を開催! 大手メーカーのノーマルソースから”地ソース”まで一挙取り揃え、「ソースの広域ソーサ」が始まる…!! 食を論じまくるリアルめしマンガ!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ホークス
32
6割がソースの話。ブルドックを筆頭に全国メーカーから地場メーカーまで、個性的なソースが出るわ出るわ。明治に入ってきた英国のリー&ペリンがルーツ。これほど日本化と多様化が進んだ調味料は珍しい。地域の味の好みやメニューに合わせて発展できたのは、本書にある通りライバルが醤油だったからだろう。関西出身なので目玉焼きやフライはソースで、子供の頃はカレーにもかけていた。長崎赴任時に皿うどんにかける美味しさに馴染んだが、未だに不思議な相性と思う。趣味として探究しても楽しそうだ(塩分注意)。2019/05/06
本木英朗
22
この巻ではやっぱり「ソース広域捜査」だろう。東京のブルドックと名古屋のカゴメ、この二つが最高という中濃信者や、大阪、神戸、京都、広島、さらに名古屋の他のソースたちが、それぞれのことをやっている濃厚やウスターなどもあり、それがまただという感じ。いやー、とにかく読もう。それしかないってば。……というわけで次は21巻だね、うふふ。2020/03/18
ジロリン
19
今巻のメインは(ウスター)ソース…って、食材とか料理じゃなくて調味料じゃんw が、確かに"コロッケの味は、ソース込み"は名言。しかも、ここまで盛り上がるとは…お前さん、やるじゃないの!私は名古屋食文化圏で育ったが、ヨメは生粋の関東人。我が家のソースが"ブルドックの中濃"であることに漠然と違和感を覚えていたが、そのわけが判明して嬉しい(いや、それ程大げさなことではないのだがw)。しかし"濃度"が時間当たりの流量で決められてたなんて知らなかった。ためになるマンガだなぁ(なってるのかw)。2016/02/07
またおやぢ
17
やはり出てきましたかソース談議。東北で生まれ、現在関西に居を構える小生にとっては、西日本のソース文化には複雑な思いがある。こだわりは尊重するし、バリエーションの豊富さ、およびその飽くなき向上心には頭が下がる思いだか…実は今でも何もつけない派(或いは醤油)なんですよねぇ~。実際に『ソースは飲み物』と説教を喰らった事のある身としては、なんとも腹膨れる思いのシリーズ第20巻。2016/05/11
fukumasagami
10
「コーヒー飲んだのにまだ食べる気か……」 「ソースもどっぷりつけるわね」 「ソースは飲み物だから」 キッ2016/04/24