Motor Fan別冊 Motor Fan illustrated Vol.102

著者名：Motor Fan illustrated編集部

三栄書房（2016/04発売）

• ISBN：9784779624612

内容説明

吸排気の理論と現実 エンジンの呼吸を診る

＜目次＞
MF eye 001
MF eye 002
MF eye 003
MF eye 004
MFi Technical Report 001
MFi Technical Report 002
福野礼一郎 ニューカー 二番搾り
畑村耕一 博士のエンジン手帖
歯車屋の見た世界
Bird View 自動車鳥瞰図
定期購読者募集キャンペーンのお知らせ
吸排気の理論と現実 エンジンの呼吸を診る
イントロダクション
Chapter 1 : 吸排気制御の基礎
Column01 ｜ 吸排気とドライバビリティ
Chapter 2 : NAエンジンの吸排気
レーシングエンジンには何も要らない、何もつけない
音という現象を読み解き、パワーとサウンドを作り込む
Column02 ｜ キャブレターという時代
Chapter 3 : 過給エンジンの吸排気
Column03 ｜ バルブリフト可変は正解なのか？
Chapter 4 : 過給エンジンの最新デバイス
「 ちょうどいい」吸気アシストを
Column04 ｜ EGRとドライブフィール
ル・マン制覇を目論む排気エネルギー回生
冷却性能は当然
エピローグ : うまく吸い込めば、放っておいても燃える
MFi Factory Visit
MFi Special Report
Future of Mobility PART3
ニコラ・マテラッツィの自動車技術史
SUPERCAR CHRONICLE
バックナンバーのご案内
次号予告

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[鯨、或は山田]

吸排気によって燃焼を制御するとは、気体の流路を制御するわけなので、空気が慣性のある流体だということを意識しなければならない。当然だ。それにしても掃気・排気でパワーアップというのは2stのチャンバーのころからあったけど、今の時代は排気管のどこで圧力波を返すかのポイントを決めて排気脈動を制御すれば、ピンポイントでこの回転数のトルクカーブをデザインできる、というところまできている。凄い。こういった流路、熱、圧力を見ていく。これはやはり難しいなぁ。

2015/04/21

[海老庵]

吸排気系と燃焼の勉強になった。48V系電装が普及すれば電動スーパーチャージャーの普及もあるだろうから今後期待している技術。

2015/03/29