内容説明
戸田城聖の後を継ぎ、創価学会第三代会長となった山本伸一の峻厳な「弟子の道」が綴られている。日蓮大聖人の仏法のヒューマニズムの光をかかげて、世界を舞台に繰り広げられる民衆凱歌の大河小説。
<各章の概要>
【蘇生】水俣病等の公害問題に挑み、苦闘の友を励ます。各地では文化祭。伸一は「青年の譜」等の詩を発表。
【創価大学】1971年春、師弟の夢であった最高学府が誕生。伸一は学生たちに「若き創立者たれ」と念願しつつ、大学祭・寮祭など若人のなかに飛び込み、生命を削って「人間教育」の大道を開く。
【開花】文化を民衆の手にと、伸一はカメラを握る。鎌倉・三崎に友好の輪。台風禍の世界ジャンボリーを救援。