新・人間革命

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新・人間革命

  • 著者名:池田大作
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 聖教新聞社(2014/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784412012905

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内容説明

戸田城聖の後を継ぎ、創価学会第三代会長となった山本伸一の峻厳な「弟子の道」が綴られている。日蓮大聖人の仏法のヒューマニズムの光をかかげて、世界を舞台に繰り広げられる民衆凱歌の大河小説。
<各章の概要>
【言論城】「勝利の年」と銘打たれた昭和40年。元日付から聖教新聞に小説『人間革命』の連載が開始。会員の要望であった聖教新聞の日刊化へ本格的な準備が進む。6月、伸一は聖教新聞社を訪れ、職員と懇談。“聖教を世界最強の言論城に”と激励。各担当者の奮闘が結実し、7月15日付から日刊化され、海外でも機関紙誌が発刊。
【幸風】8月、伸一はアメリカ・ロサンゼルスへ。出発直前に、ロスで人種差別への抗議暴動が。伸一は「今こそ、仏法という生命の平等の哲学を、アメリカの天地に」と予定通り渡米。野外文化祭に出席し、全魂で同志を激励。さらに戸田会長が逝去の直前に夢に見たメキシコを訪問。帰国後、各地の記念撮影会へ。
【新航路】昭和40年10月、正本堂建立の供養の受け付けが開始。伸一は10月度本部幹部会を終え、ヨーロッパへ。パリでは、ヨーロッパ本部を2本部に分轄し、ヨーロッパ総合本部の設置を発表。アフリカの友の激励も。西ドイツでは、日本から世界広布の決意に燃えて移住した青年たちを最大に励ました。イタリアでは、民音の招へいによるミラノ・スカラ座の日本公演実現への努力が続く。
【桂冠】伸一は帰国するや創価大学の設立審議会を発足。さらに記念撮影会を中心に伸一は、各地のメンバーの激励に全力を注ぐ。そうしたなか伸一は組織の中核を担う本部職員の育成に心を砕く。昭和41年「黎明の年」の1月、伸一はハワイへ。ハワイ会館の開館式に出席。ハワイ広布の発展へ獅子奮迅の戦いを進めた。帰国後、2月の本部幹部会で壮年部の新設を発表、3月に結成された。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コウメ

23
「若き日の苦労は自分を磨き鍛える訓練。指導者は力・知恵・責任を持ち、後輩を育てる姿勢が大切。真のリーダーは率先垂範で触発を与える。供養は金額でなく真心が大切。目先の幸福に囚われる人は本質を見失う。人の育成は口先ではなく行動で示すもの。自信は挑戦と工夫、継続の中で生まれる。失敗を乗り越え、研究し続けることで本物の力を得る。諦めず、粘り強く挑戦し続けることが、人生の成功へとつながる。」2025/02/27

まぁ

17
『月月・日日につより給へ・すこしもたゆむ心あらば 魔たより をうべし』2020/04/26

wiki

10
「一念は大宇宙を動かす。『因果倶時』であるがゆえに、今の一念に、いっさいの結果は収まっている。口先だけの『決意』などありえない。『決意』には、真剣な祈りがある。ほとばしる気迫がある。懸命な行動がある。そして、必ずや輝ける勝利がある」本部・機関紙職員の心構えと、当時の惰性も厳しく書き遺す。またアメリカの宿業、メキシコの思い出、岩に爪を立てるようなドイツ広布、正本堂、創価大学の設立構想など。開学前から「大きくなったら創価大学にいらっしゃい」と布石をうつ姿に、必ず実現させるとの意志の強靭さを感じでならなかった。2020/09/05

wiki

5
桂冠の章がこころにのこる。創価大学設立構想と、壮年部結成の話が主体であるが、章題の「桂冠」とは、壮年部の頭上に掲げる王者の印であり、「会長就任から六年。ここに新しい時代への本格的な布陣は、すべて整った」(390p)と語る盤石な体制への最後のピースともなるのが、壮年部であった。「『本門の時代』とは、信心即生活の実証を、一人ひとりが現実に示していく時である」(384p)と。本書を傍観者として読むか、実現の使命を託された者として読むかで捉え方は大きく変わる。著者に恩ある一人として、実現に挑む実践者でありたい。2024/12/11

Norimasa Saito

4
1965年元旦から小説「人間革命」の連載が始まる。日本国内外に渡る山本伸一の励ましの激闘が展開する。サーチライトを当てるように一人一人に激励の光を当てていく。リーダーシップとか組織力では説明出来ない人間の心が描かれていく。アメリカ、メキシコへの恩師の夢、思い。西ドイツで苦闘する青年への激励指導、壮年部の結成、想像を絶する記念撮影の戦い、女性の力など幾重にも重なる人が生きるテーマが盛り込まれている。感涙抑えがたい物語が続く。2018/12/29

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