新・人間革命

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新・人間革命

  • 著者名:池田大作
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 聖教新聞社(2014/08発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784412012752

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内容説明

戸田城聖の後を継ぎ、創価学会第三代会長となった山本伸一の峻厳な「弟子の道」が綴られている。日蓮大聖人の仏法のヒューマニズムの光をかかげて、世界を舞台に繰り広げられる民衆凱歌の大河小説。
<各章の概要>
【布陣】昭和38年5月、伸一は、翌年に迫った恩師・戸田城聖の7回忌を目指し、広布の布陣強化を決意する。第25回本部総会等で新たな人事を発表。6月、伸一は徳之島を経由して、奄美大島を初訪問。総支部を結成するとともに、命がけで離島広布に戦ってきた同志を激励する。
【宝剣】7月、男子部幹部会に出席した伸一は、恩師の7回忌を期して、「本門の時代」に入ることを宣言。女子部幹部会では、男子部・女子部の部員100万達成を提案。関西に赴いた伸一は、京大生への「百六箇抄」講義を始める。そんな折、聖教紙上に、日達法主から僧侶・法華講への「訓諭」が。背景には、広布の息吹もなく、学会を批判する宗門の腐敗が。
【清流】昭和38年7月28日、言論部の第1回全国大会。伸一は“今こそ民衆救済のために、正義の言論の剣をとって前進しよう”と訴える。8月の男子部幹部会では「世界広布の歌」が発表。9月には信濃町の新学会本部が落成。10月には民音の発足。こうしたなか幹部の不祥事が発覚。これらを通し、広布を撹乱する魔の本質を究明する。
【激流】38年11月23日、ケネディ大統領暗殺の激震が世界を走る。12月に学会は400万世帯を達成。39年を「団結の年」と決定。1月、学会の代表による韓国訪問に対し、渡航不許可の通知が。韓国には、かつて日本が行った非道な侵略の歴史がある。学会に対しても根強い誤解があり、同志は迫害を耐え、粘り強く社会で信頼を勝ち取っていく。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

wiki

10
自身に所縁ある奄美の苦闘、退転者の末路と誹謗中傷の姿、狂言訴訟の本質部分が語られる。ケネディ大統領との対話の予定、権力による揉み消し、そして暗殺による機会の消滅。さらには韓国の歴史と布教史。他の出版ではまるで語られない、日本の隣国に対する負の側面を、証言を通してありのまま、峻厳に描き出している。時代が経過し、複雑化しているが、両国の関係を良好にするためには、本書に書かれた歴史の証言をしっかり学びおかなくてはいけない。「黎明の/我らが船出に/民ぞ待つ/障魔の怒濤も/砕き進まむ」と。法に厳たる自身でありたい。2020/08/18

みゃーこ

8
盲目のマッサージ師と慎一の会話が面白かった2022/07/30

wiki

4
全編を通じて、この創価学会の精神の正史とも呼べる本書に語られることは、如何に逆境に打ち勝っていくかという忍耐の心、正義を語り邪を破す心、現実に他者が認める結果を残すこと等である。この精神を養うための力強い言言句句があらゆる場面で散りばめられている。退転し、反学会へと走った者たちの姿が描かれる。ここには悪というものが、悪の道に走った人間の心の動きまで含めて浮き彫りにされている。信仰のあり方においても、欺瞞的な生き方を自身に許していれば、欺瞞が真実かのようになり、本物の真実は自分にさえも見えなくなるのだ。2024/11/04

Norimasa Saito

4
1963年(昭和38年)、東西冷戦の最中、日本国内外が激流の如く動いている時代、ケネディ暗殺をはじめとする陰惨な事件、事故が多発する時代を背景に創価学会が400万世帯を超えていく。山本伸一の激闘が描かれていくが、彼の問題意識は精神の継承が形骸化していくこと、幹部の官僚化、組織主義に対して敢然と戦っていくところにある。草創期も今も変わらない組織革新の急所ともいうべき視点が描かれていく。人も組織も成長する原理は変わらない。この本は自分自身と地域、そして世界を見せてくれる。壮大な人の物語を堪能させてくれる。2018/11/01

こうきち

4
一代限りでは大業は成就しない2016/01/12

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