聖教ワイド文庫<br> 新・人間革命 〈第6巻〉

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聖教ワイド文庫
新・人間革命 〈第6巻〉

  • 著者名:池田大作
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 聖教新聞社(2004/05発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784412012653
  • NDC分類:913.6

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内容説明

戸田城聖の後を継ぎ、創価学会第三代会長となった山本伸一の峻厳な「弟子の道」が綴られている。日蓮大聖人の仏法のヒューマニズムの光をかかげて、世界を舞台に繰り広げられる民衆凱歌の大河小説。
<各章の概要>
【宝土】1月29日、伸一は中東のイラン、イラクを初訪問。イスラム教の開祖・マホメットについて語り、他宗教との対話の重要性も話題に。いずれ、イスラム教の人々も、仏法との共通点を見いだし、共感を示すだろう――訪問はその確信を深めるものだった。
【遠路】一行はトルコからギリシャへ。伸一はソクラテスとプラトンの生涯に思いをはせる。2人の姿は、学会の師弟と二重写しに。さらにエジプトを経て、パキスタン、タイ、香港へ。タイと香港では支部を結成。伸一は世界広布のくさびを着実に打っていく。
【加速】博多湾に面した、粗末な家が密集する“ドカン”地域。人生の辛酸をなめ尽くした人々の間にも、信心による宿命転換のドラマが進んでいた。伸一は、会長就任2周年の5・3を迎える。この2年で倍増した学会は、広布の戦いを加速する。
【波浪】7月の参院選に向けた支援活動に、妨害や中傷が頻発した。そうしたなか、公政連は9人全員当選。その勝利が波浪を呼び、秋田・尾去沢鉱山と長崎・中里炭鉱で、労組による不当な学会員圧迫事件が発生。組合除名処分撤回に至るなど、闘争の経緯が語られる。
【若鷲】7月22日に行われた学生部総会。学生部旗と部歌が披露され、14の部が結成された。部員数も既に1万人を突破。新時代の到来をとらえ、伸一は学生部の本格的な育成を決意。それは自らが、日蓮大聖人の仏法の真髄である「御義口伝」を講義することだった。

目次

宝土
遠路
加速
波浪
若鷲

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コウメ

21
成功者は皆、必死に学び努力し続ける。真剣な一念と苦労の積み重ねが成功を生む。信心なき教学の慢心は仏法上の仇となる。現代日本には民衆を幸福にする哲学が欠けており、生命の尊厳や慈悲の思想が薄い。元気を生むのは自らの挑戦と具体的な目標設定。人生の大勝利は最終的な境涯で決まる。嫉妬は魔の心であり、信心は仏と魔の戦いである。学び続けることこそが成功への道である。2025/02/27

wiki

11
中東、そしてギリシャへ。山本伸一の世界広布旅は、まるで『ファウスト』を現実に見るかのようだ。古今東西、世界のありとあらゆる哲学や思想を描き出し、その功罪を仏法を中心として明確に立て分ける。本シリーズを読む事で、無知の人がどれだけ知識強化され、有知の人がどれだけ啓発されるかと思う。「国や社会の豊かさ、文化の成熟度は、単に物質的な側面や経済的な発展だけで推し量ることはできない。人命や人権を守るために、どれだけの配慮があり、いかなる対策が講じられているかこそ、実は最も根本的な尺度といえよう」。世界を改めて見る。2020/07/22

wiki

6
「人間の魂が正しく健康でなければ、いかなる制度も正しく機能しない。水は低きに流れる。人間もまた、内なる鍛錬、人格の陶冶がなければ、欲望の重力の赴くままに堕落を免れないのである。」法律も科学もあらゆる事は使う人次第だ。人類が向かう方向は、一人一人がどういう志向性を持つかで変わる。融和と共存を目指すのか、それとも対立と反目を目指すのか。ひいては戦争を目指すのか、平和を目指すのか。思想が時代を作ってきた事を思う。本シリーズはつくづく人を鼓舞する内容であると思う。2017/09/27

wiki

6
5巻のキリスト教に続いて本書はイスラム教。世界宗教との真の融和を求めて執筆したことがよく伝わる。非常に平易に書かれており、世界宗教と呼ばれる信仰を真摯に学びたいと思う人にはとても良い。若鷲の章は心を揺さぶられる。原点が学生の頃であった私には、学生部の著述には非常に心を動かされる。2016/04/11

wiki

5
「伸一は、時として、気の遠くなるような思いをいだくこともあった。焦りを感じもした。しかし、そんな時には、彼は、いつも、敗戦の焼け野原に一人立った恩師が、七十五万世帯の友の幸福の城を築き、自身の生涯の使命を果たしたことを思い起こした。すると、彼の胸には、暗雲を破って太陽が昇るかのように、常に勇気と力が込み上げてくるのだった。"その先生の弟子である私も、使命を果たせぬわけがない!"勇気は希望となり、大いなる確信となっていった。そして、いつも、心でこう叫んだ。"先生、見ていてください!"」(154p)心の真実。2024/08/26

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