聖教ワイド文庫<br> 新・人間革命 〈第4巻〉

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聖教ワイド文庫
新・人間革命 〈第4巻〉

  • 著者名:池田大作
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • 聖教新聞社(2004/01発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784412012523
  • NDC分類:913.6

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内容説明

戸田城聖の後を継ぎ、創価学会第三代会長となった山本伸一の峻厳な「弟子の道」が綴られている。日蓮大聖人の仏法のヒューマニズムの光をかかげて、世界を舞台に繰り広げられる民衆凱歌の大河小説。
<各章の概要>
【春嵐】1961年(昭和36年)2月、伸一は、東洋広布の第一歩をしるしたアジアから帰国するや、各地の支部結成大会へ。“大阪事件”の裁判が大きなヤマ場に差しかかっているなか、関西の3総支部の合同幹部会にも出席。自ら学会歌の指揮をとり、全魂を込めて同志を励ます。また、各地で学会員への村八分事件が起こる。
【凱旋】各地での支部結成が歓喜の波動となり、未曽有の広布の上げ潮のなか、伸一の会長就任1周年の5月3日を迎える。この日、東京・両国の日大講堂で本部総会を開催。席上、伸一は「創価学会こそ“日本の柱”であり、“世界の太陽”である」と宣言する。
【青葉】伸一は本部総会終了後、男女青年部と懇談。1961年を「青年の年」にと提案。さらに九州青年部総会、男子部幹部会などに出席。青年部の育成に全力を尽くす。また6月の本部幹部会で200万世帯達成が発表。
【立正安国】7月3日、伸一は戸田城聖の墓参に。胸には「権力の魔性と戦え! 民衆を守れ!」との師の言葉がこだまする。8月の夏季講習会を控え、伸一は寸暇を惜しんで「立正安国論」を研鑽。大聖人の御振る舞いに思いをはせる。
【大光】10月4日、ヨーロッパ訪問のため羽田を飛び立ちデンマークへ。コペンハーゲンの街をながめながら、牧口・戸田両会長の教育理想を受け継ぎ、創価教育を実現する学校の設立を思う。ドイツでは“ベルリンの壁”の前で、世界平和実現に生涯を捧げ、殉じることを誓う。

目次

春嵐
凱旋
青葉
立正安国
大光

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まぁ

14
p.258 人間の人生には、苦労はつきものです。(中略)しかし、そのなかに、意義を見いだし、生きがいをつくり、目標を定め、はつらつと挑戦し、苦労をも楽しみながら、瞬間、瞬間を最高に有意義に、楽しみきって生きていける人が人生の達人なのです。2020/02/13

wiki

13
「もし、自分なんかだめなんだと思えば、その瞬間から、自身の可能性を、自ら摘み取ってしまうことになる。未来をどう開くかの鍵は、すべて、現在のわが一念にある。今、張り合いをもって、生きているかどうかです。」10代から30代の青年期は、どんな時代を過ごそうとも、その人に一度しかない。ともすれば時代のせいにして、環境のせいにして、無為に過ごしてしまう。だがどう過ごしても、その人の青年期は、そのタイミングにしかない。そしてそれで人生を決めてしまう。スピードはなくとも、一歩も止まらないということだけは心していきたい。2020/06/05

みゃーこ

10
読了2022/06/01

wiki

6
同じ人間がいる。同じ人間である。皆が仏である。皆が尊極であり、平等なのである。そういう信念が、文筆の中に血のごとく流れ通っている。また、弱い人間が持つ、本当の力強さといったものが文の中に踊っているように思う。非常に感覚的だが、そういった読後感を得た。もとより仏法ヒューマニズムとは、思想や宗教や社会体制を超越した次元なのだ。2017/09/06

千利体

3
こんなにナチスについて勉強になるとは思わなかった2022/08/07

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